try! Swift NYCで登壇しました

2018年9月3日〜5日までニューヨークで開催されたtry!Swift NYCでSwiftの話をしてきました。

こうやって「海外のカンファレンスでSwiftの話をした」と書くと、まだ登壇した実感がないのですが、写真も届いたのでまとめてみます。

きっかけ

try! Swift Tokyoには2017年は当日スタッフ、2018年にはオーガナイザーの一人として活動していました。そんな中で主宰のNatashaから登壇しない?とお誘いをうけたのが今年の4月のことでした。嬉しくて飛び跳ねたのが記憶に新しいです。

Make our Swift better

何を喋ろうかと考えたところ、次の3つは行けそうだと思いました。
・SwiftにProposalを出した話
・Swagger Codegenについて
・Firebaseについて

その中で、SwiftにProposalを出した話を採択してもらいましたが、出した時点ではまだ採択されておらず、中途半端に終わってしまわないかと心配してました。

4月の時点で採択される肌感はあったものの、議論が止まってしまっていましたが、無事にマージされることになり、発表の場ではAvailable in Swift 5と発表をし、きれいにまとめることができました。

発表では、Dictionary.compactMapValuesを例に、Swiftにどうやって新機能を提案していくかを僕自身の経験をもとにお話ししました。SwiftにProposalを出してみたい方々のハードルを下げることにつながれば幸いです。多分この話を日本でする機会はしばらく無い気がするので、どこかでまとめたい気持ちだけはあります。

Understanding Function Composition with Setters

初日にはワークショップが各会場で開催されました。そのうち、Stephen Ceils さんの "
Understanding Function Composition with Setters" というワークショップに参加しました。

このワークショップでは、Functional Programingへの理解を深めながら、実際に関数合成を実装し、それをUIKitに応用するところまでやってもらいました。

さらに理解を深めるために、Stephenさんがやっている pointfreeという動画シリーズもあります。

Conference

会場はNew world Stageという日頃は劇場になっているところです。バックステージがあったり、スポットライトがちゃんとしてたり、PA卓みたいなのがあったり…と、こんなところで喋っていいんですか?という気分でした。

普段の登壇だと、登壇者は座っている参加者を見下ろす形でしゃべることが多いのですが、この会場は見上げる形になっています。いざ喋ってみると、自然と目線が上に行くので、プレゼンテーションノートをしっかり覚えてから臨めばよかったという反省があります(写真のようにノートをガン見している場面が多くなってしまった)。

それから、機材のトラブルで、演台を眺めることに終始しましたが、他のスピーカーは登壇慣れしているのか、ステージの前方で身振り手振り交えながら話をしていたのが印象的でした。ネイティブじゃない言語で話すので、ただでさえディスアドバンテージがあります。何を準備すればいいのかが登壇してからわかったので、次は多分もう少しうまくやれると思います。

参加していた日本人が、僕の登壇を動画に撮ってくれていたので、みてみましたが、発音がひどすぎる(笑)。きっと僕らがカタコトの日本語を聞くようなものだろうとは思いますが、これはどうすればいいんですかね。英会話のレッスン、いくつか受けてみたことあるんですけど、多分こういうのには向かないだろうし、登壇の場や練習を見せる機会を増やして、地道に改善する必要があるなと思いました。

会場はとても暖かく、なんとなく仕込んだ笑いポイントで笑ってくれたし、Swift5で使えます!と喋ったら拍手くれたりと、Swiftのコミュニティはどこに行ってもあったかいんだなぁと嬉しくなりました。

その他の発表

面白い発表だらけで、初日は若干萎縮してました。

Taken for Granted

Swift 1が出る前のSwiftの歴史をたどったものです。enumは当初unionだったり、Rubyのようなdefが使われたり、letはKotlinのようにvalだったなど、Swiftが今の形になるまでどのような道のりを歩んできたのかが綺麗にまとまっていました。

Hacking Marzipan

macOS mojaveに搭載されているUIKitをハックして、PSPDFKitを動くようにする発表です。途中自分でカテゴリ生やしたりしているのがめちゃ面白いので、動画あがったらぜひみてほしいです。

Trusting SDK

SDKをどうやって信頼して使うのか、SDKを入れることのセキュリティ上の危険性についての話でした。Office Hourも人だかりができてました。

Super Resolution with CoreML

同じく日本から一緒にいったスピーカーの@kenmazさん超解像の話です。画像がキレイになったときは会場からおーって歓声があがっていたし、Office Hourも常に人が途切れない状況になっていて、発表前だった僕には随分とプレッシャーになりました(笑)

他にも面白いトークばかりで、特に僕の発表前にあったMatttさんの発表をじっくり聞くことができなくて残念でした。動画がアップロードされるのを待ちたいと思います。

また、Swift on Serverチーム結成の発表がtry!Swift NYCでなされたのも大きな出来事かなと思います。Server Side Swift触ってみたいで止まっているので、どこかでやりたいなと思います。

観光など

日本から一緒にきてくれたgaopinや、新しく知り合った日本人と観光したり飲んだりしてました。クルーズしたり、MoMAやエンパイアステートビルディングなどに行きました。夜はルーフトップバーでお酒飲んだりなど。


また、高校のクラスメイトのお店にお邪魔する機会も得られました。ニューヨークにお店だせるのはすごいなぁと思いながらご飯をごちそうになってました。アメリカにいる日本の方々、みなさん何かしらやりたいことや情熱があってすごいです。

まとめ

try! Swiftの登壇前は、iOSDCやDevFestでの発表もあって、準備に追われる日々が続いており、ちゃんとブラッシュアップできたのは実は当日早朝だったりします。
「海外のカンファレンスで登壇した」とか「SwiftにProposalを出して通った」というのが今後どう跳ね返ってくるかはわかりません。「実はProposalを日本語訳してて、あれ、これ日本人じゃん」とか、「業務のコードが減りそうなので助かる」みたいな声を聞くので、少なくともマイナスに作用することはなさそうでホッとしています。
日本のiOS界隈だけでも、もう海外のカンファレンスに何回も登壇してる先駆者のみなさんが何人もいるし、後に続けるよう、次のネタを見つけてCfPを出して行けたらなと思っています。
何より、海外の開発者から声をかけてもらえるのはとても嬉しいし、登壇を機会に知らないところにいける楽しさを知ってしまったので、地道にやっていこうと思います。

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Daiki Matsudate

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