Swagger CodegenのTechnical Comittee Memberになりました
Swagger codegenはOpenAPI2.0に対応したAPI定義から、クライアントやサーバーサイドのコードを生成できるツールです。去年からSwagger Codegenを使い始めました。
ある日、Swift 4のコード生成を行おうとしたところ、masterブランチが壊れていることに気づきました。コード生成の元となるテンプレートを差し替えても良いのですが、せっかくだから直してしまおうと直したのがきっかけで、コントリビュートするようになりました。最近も swagger-codegen のコントリビューターの方ですよね?という声のかけられ方をすることがあります。
最近も一部のリクエストが通らないことがあって、プルリクエストを送っていたところ、メインコントリビューターのWilliamさんから、Technical Comitteeのメンバーにならないかとお誘いを受けて、この度メンバーになりました。
何をするのか?
Swagger-codegenのコミュニティには、Core Team と Technical Committee の二種類があり、メンバーの役割は、READMEに記載されています。
・他のユーザーへ使い方を教える
・issue やプルリクエストのレビュー
・ジェネレーターの機能改善やバグ修正
・ジェネレーターの今後の方針決定
上記を踏まえて、個人的に考えているSwiftのCodegenのタスクは以下の通りです。(個人の見解で、Swagger-codegenの公式見解ではありませんし、今後タスクは変更になる可能性があります。Main Contributor の William さんとまた話してタスクが決まる予定です。)
・ Alamofireをオプションにする。標準ライブラリによるデフォルト実装を提供して、Alamofireの利用はオプションにする
・ クライアントのユニットテストを生成する。
・ OpenAPI3.0に対応する。
現在のCodegenでも、必要最低限の機能は提供したり、Swift 4への対応も行なっていますが、より安全かつ機能的になるように、コントリビュートしていきたい次第です💪
他にも欲しい機能や修正事項があれば、IssueやPRお待ちしてます🙌
Swagger codegen のことをより知りたい方へ
Swagger codegenを使ったことが無い方には、「REST APIのためのコード生成入門」がおすすめです。Top Contributor の Williamさんが書いた本を同じくTechnical Committee のメンバーである中野暁人さん(@NAKANO_Akihito)、和田拓朗さん(@taxpon)が日本語に翻訳したものです。
(ご本人による発売に際するブログはこちら)
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