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ビル管理業の報われない日常に嫌気がさして福祉に行ったおじさんこと俺

ビル管理業の報われない日常
楽な仕事って言われがちですけど、全然そんなことないですよ。 ストレスの塊みたいな仕事です

現場猫案件みたいですが

山ほど資格とったけど、全然報われないのがビル管理という仕事です。 今、全然人足りないらしいけど、そりゃそうだよね、って思ってる。 だって、人を大切にしないし、薄給なんだもん。 これは一つの会社がそうなんじゃなくて業界全体の傾向としてそうなんだと思っているから離れた理由の一つですね。感謝も全くされないし、社員は契約社員で使い捨て、やる気は失せるし、そりゃ~、やめたら戻ってこないよなと思うことが多いなと個人的には思う。

資格も周辺のほかの仕事と被る資格が多い

資格も他のもうちょっと高収入な他の仕事と重なることが多くて、わざわざビル管理をする必要があることがなかったりする。 待遇も悪く、クレーム処理も多く、正社員登用されるわけでもないビル管理業の報われない日常を続けるメリットってそんなになくない?と個人的には思う。 やめたから思うんだけどね。

ビル管理の日常

9時 朝礼 一日の流れを説明することになっています。ただし人数の少ない現場だとそもそも朝礼自体なかったりする。全部引き継ぎ書類に書くといいながら、引き継ぎ書類に何も書いてなくて、クレームからすべてを知ることもざら。
10時 巡回 建物内の巡回に回ります。(商業施設の場合) 警備員と連携を取り、それぞれの建物の開錠を行う。また非常灯の切れがないかなども確認して回る。
12時 食事 だいたいは買ってきた飯を食う。
18時 二名体制の場合 一人は帰宅する。もう一人は夜勤に入る。つまり泊まり込みである。ほとんどの場合何も起きないが、何か起きた場合の対応が忙しい。
翌9時 交代要員が到着帰宅。 最悪の場合。交代要員が来ないと、そのまま勤務なんてことになりかねないので、自分は帰ることにしていた。
当然、事務所は空。 上司からは怒られたが、ブラック企業の人数減らしに問題があると逆に怒り返して、人数を増やせと言い返したことがある

ここで何が問題になってくるのかというとクレーム処理である

自分が悪くなくてもだいたい自分のせいだし、文句言われるのも自分だし、上司は知らぬ存ぜぬだしというハイパーストレス環境だったりする。警備に文句を言われ、客先に文句を言われ、清掃のおばさんに文句を言われ、と誰からも感謝されな環境の中で、ストレスだけがどんどんたまる中、3年間い続けるのは結構苦痛だった。 だから転勤を打診されたタイミングでやめた。契約社員なのになんで転勤せねばならんのだと思ったし、そういうのは正社員に打診しろよと個人的には思う。 理不尽すぎて意味わからなかった。正社員登用制度ありとかいうけど、全然受かる兆しも見えなかったし。必要な資格はそろってるのに。

つぎのところに行っても結局似たようなもんだった

結局、業界全体が根腐れしてるんだなと確信したのは、つぎに行った時だった。 次はホテルだったけど、だいたい前回と同じような勤務形態で、やっぱりパワハラ上司というかパワハラ先輩、マウント先輩みたいなのがいて、業界自体が嫌になったというのはある。 この業界は嫌だなというか。入る前にだいぶいろいろ資格を取ったし、3年間でだいぶ腕を磨いたが、限界だなと思って前職をやめたが、つぎの仕事で、限界だったのは、この仕事だったと気づいたというか。そういうことに気づいた。 おかげで腕はいいけど、二度とやりたくない元ビル管理業者が誕生してしまったわけである。 業界には当然二度と戻らない。そして、給料はかなり減るけど、介護の道へと進んだというのが、今までのロードマップである。介護は給料こそ安いし、女ばかりだが、感謝される。その圧倒的価値に、自分の性格とマッチしていると感じた。たぶん、一生中古車しか乗れんけど。 だから経営者側にリスクを取って回るしかないんだろうなと思う。雇われる側はリスクしかないなと最近は強く思う。自由もきかないしね。自分の裁量で働く量が決められるのって、最高だし、雇った人が定額働き放題プランで働いてくれるのって割と最高な気がする。 僕はいかに会社をブラックな環境にすることで自分の利益だけを追求するべきかだけを最大化するのかを経営者は考えているんじゃないかなと常々考えていて、それこそが、経営者にとっての幸せであり、社員の幸福とか幸せとか口だけだといつも思ってる。

持ってる資格

第二種電気工事士
ボイラー技士1級
冷凍機械責任者2種
危険物乙四
ビル管などである。
ビル管に至ってはこの業界でしか使えないので、取り損だったなぁ、と今は思っている。
宅建はいつか役に立つかもね。あと工場で働いていた時に取ったフォークリフトとかもあるけど、別記として置く。本文とはあまり関係ないので。


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