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事業復活支援金申請への道 その4

前回の記事では、事業復活支援金の申請に必要な事前審査を受け、「いよいよ本申請する」というところまでを書きました。
それから少し記事の間が空いてしまいましたが、この度ようやく本申請が完了したので、今回はその過程を記事にしたいと思います。

なぜ「間が空いた」のかというと、自分のちょっとした勘違いで、「ひょっとして申請対象じゃなかったのか?」と思ってしまい、そこで一旦申請を諦めて止めてしまったからでした。
結果的には調べ直して無事申請できたのですが、同じように申請時にひっかかって、諦める人もいるかもしれないので、諦める人の出ないように、その部分も含めて書いていこうと思います。

「事業復活支援金」本申請の過程

事業復活支援金の本申請は、「事業復活支援金」のホームページから始めます。

このページを下へスクロールして、「STEP5 申請」のところにある「申請する」ボタンをクリックすると、「支援金申請 マイページ」のログイン画面になります。
マイページへログインすると、登録情報が一覧となって表示されます。
事前確認が終わっていれば、「事前確認通知番号(事業復活支援金)」という項目に発行された番号が入っているはずです。
この状態になっていれば、その下にある「事業復活支援金の申請を開始する」というボタンが押せるようになるので、クリックして本申請を開始します。

ボタンをクリックすると、「事業復活支援金の申請」というウインドウが開きます。

本申請の最初に出る「事業復活支援金の申請」ウインドウ

自分の場合は、初めての支援金申請なので、「基本申請」を選びました。
大阪商工会議所にて事前確認をしてもらっているので、「継続支援関係あり」と表示されています。
これで、「申請を開始する」をクリックして、先に進みます。

次に出るのが、「宣誓・同意事項」です。
事前確認でも宣誓書でも書かれていた事項を、改めてチェックを入れながら確認していきます。何度もしつこく感じますが、これも不正受給を防ぐためと思いながら、全てにチェックして、「次へ」ボタンで進みます。

次は自分の事業の情報入力です。
事業の情報や連絡先の情報を、間違えないように入力します。

次のページは口座情報の入力です。
これは支援金が認められた際に振り込まれる口座の登録になります。
こちらも間違えないよう入力しましょう。
また口座情報として、通帳の画像のアップロードが求められています。
通帳の場合は「表面」と「1・2ページ目」の画像が必要です。
ネット銀行で通帳がない場合は、口座情報が写ったスクリーンショットが必要なので、これらを用意してアップロードします。

要注意の「特例適用」

次が、自分が引っかかってしまった「特例適用の選択」のページです。

要注意の「特例適用の選択」ページ

何に引っかかったかというと、起業したのが2020年8月の自分の場合、本来は上記画像のように「B-1、新規開業特例」を選ぶ必要がありました。
しかし、最初に進めた時には、よく見ずに一番上にある「一般的な申請方法」を選んで進めてしまいました。
この「一般的な申請方法」というのは、2019年以前から開業している方が対象となるので、このまま進むと、この次のページで支給金額計算をする際の資料として「2019年度・2020年度・2021年度の確定申告」のデータアップを求められます。
自分が事業を始めたのが2020年8月だと、当然2019年度の確定申告資料が無いので、そこで「あれ、申請まで進められないやん!?」となってしまいました。
(データをアップロードしないと、次へ進むボタンが押せない仕様なので、先に進めなくなってしまったのです。)

途方に暮れながら、対応方法を検索していたら、事業復活支援金の支給対象について書いた記事を見つけたのですが、そこには「2019年以前から事業をしており、対象月の売り上げが減少した企業を対象に・・・・」という一文を見つけて呆然。
「あれ、自分って対象じゃなかったんかな?」と思ってしまい、そこで一旦申請を諦めてしまいました。

「noteにこんな記事を書き始めておきながら、なんて結末・・・どないしようかな?」と思いながら2週間ほど放置していたのですが、「noteの記事をまとめるにしても、この(失敗した)顛末をきちんと書こう」と思って改めて検索してみると、「特例措置」についての記事を発見。
そこに「新規開業特例」のことが書かれており、それを読んでから改めて申請ページに入ると、この「特例適用の選択」ページで選ぶところがあることを見つけ、「B-1、新規開業特例」を選ぶことで2019年度の確定申告資料が無くても申請へ進むことができました。

ちなみに、そのアップロードが必要な「確定申告」や「売上台帳」のデータは、自分のように「freee」で会計をしている方なら簡単にダウンロードができます。

https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/4404153595161-freee会計-各種データエクスポートまとめ-確定申告-決算申告-メニュー-

https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/900000899186-新型コロナウイルスに関する持続化給付金申請のための-売上台帳-の出力方法は-

ただし、確定申告のPDFは、提出時の書類全部がページでつながった状態になっているので、アップロード時には必要なところだけに分ける必要があります。

そのほかにも身分証明証(免許証やマイナンバーカードなど)や、自筆でサインした申請書など、アップロード用の画像やデータをいくつか用意する必要がありますが、なんとかこなして、晴れて申請を完了することができました。
この記事が「途中で諦めました」という内容にならなかったことも併せて、ホッとしています(笑)。

申請を終わって

今回申請した金額は、個人事業主としては満額の「50万円」となりました。
事業を進めていく上では、自分にとっては結構大きな金額なので、無事審査に通って支給されることを願っています。

この記事を書いた時点では、申請から約1週間が経っているのですが、状況はまだ「審査中」となっています。

さて、今後どのようになるのか。
進展があれば、また記事を書きたいと思います。

この、「事業復活支援金」の申請締切は、2022年5月31日です。
自分の場合は、事前確認のところだけは、外部の協力が必要ですが、そこ以外は自力で申請することができました。
あと1ヶ月ほどあるので、もし自分の記事を見て「できそう」と思ってくれたのなら、まだまだ間に合うと思うので、がんばって申請してみて下さい。

先の見えないコロナ禍において、受けられる支援は活用するべきだと思っています。みんなで乗り越えることができるよう、使えるものは使って、お互いがんばりましょう。

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