フォローしている葉月陽さんの記事で、iPadを買った後iOSのファイル管理に慣れないとの話がありました。

　私も最初、馴染みづらかった記憶があります。
　Windows Mobileを結構長いこと使っていましたし、昔はファイラがなかったので戸惑いました(^_^;)

　iOSも初期の頃と現在で随分変化し、複雑になった所もあるので、私なりにファイル管理についてまとめてみます。

iOS機器のデータは、初期はファイルでなく、アプリ単位の管理だったと認識しています。
　ファイルをユーザーに見せない、意識させないのは、敷居を下げる、或いはセキュリティ面からの判断だったのかは、分かりませんが。

　他のアプリにデータを渡す場合、
・共有ボタンでデータを受け渡すアプリを指定して、開く。
　これが基本でした。

　これが変化したのは、iOS11でFileアプリが登場してから。
　登場の背景には、各社クラウドサービスの台頭ががあると思います。
　アプリも、クラウドでデータ管理する物が増えました。 
  Appleも、iCloudドライブを提供しています。
　MacOSとの機能統合の流れもあって、Finder的なアプリが登場したのでしょう。
　ただ、従来のアプリ間受け渡しと、Fileアプリが混在し、複雑になった所もあります。

　私もあまり使ってないですが、機能的には結構便利です。
　・　iCloud Driveに同期した、Macのフォルダにアクセス可。
　・　One　DriveやDropBox等連携クラウドにアクセス可。
　・　外部ストレージアクセス可能（メモリカードHDD　NAS等）

クラウドを始め、NAS接続やWindows共有フォルダへの接続も行えるのが便利です。

　アプリから、共有機能でFileにデータを書き出す事も出来ます。
　テキストや写真　メモなど。

　アプリ側のデータ管理は、まちまちなので、自分の環境に合うかどうかは確認する必要があります。

　私の場合は、あれこれ使い分けるのが面倒なので、テキスト関係は、Evernoteかnoteになってます。
　統一環境で使える方が、面倒が少ないので。
　記事用画像の管理は、これまで写真アプリ経由だったのですが、共有フォルダでMacのフォルダ参照が便利だったので今後使いそうです。
　CGもClipStudioのファイル管理とiCloudを組みあわせるのが楽そう。

　色々試してみると、面白い発見があって面白いと思います。
　Android端末との連携等も検討していこうかな・・。

　整理のきっかけとなった葉月陽さんの記事に感謝いたします。