スポーツ漫画企画案備忘録26

【タイトル】:後宮で好球!~龍史秘聞録~

【コンセプト】:後宮×球技。

【主要人物】:瑾瑾(ジンジン)……運動神経抜群で下町では評判の少女。宮仕えをすることとなる。

【あらすじ】:かつてあったと言う「龍(ろん)」という国が最盛期を迎えていた頃の話。龍の皇帝は代々、絶大な権力を有していた。一族の女性を後宮入りさせて、その皇帝の第一の寵姫とさせることに、王侯貴族たちは躍起となっていた。
 近年後宮入りした辺境貴族出身の玉妃は序列としては十三番目であり、その御付きの者たちは頭を痛めていた。玉妃の序列が上がらないことには、自分たちも地元の親族も出世や栄達はほとんど望めないからである。だが、皇帝はまだ年若く、妃たちに対してもそこまで積極的に交流をしようとはしなかった。これではなかなか序列の変化も起こらない。そんなある日、御付きの者の一人が後宮に密かに伝わる「序列変更の遊戯」なるものの存在を知る。それは妃の推薦する者同士が球技で勝ち負けを競い、勝った方の妃の序列が変わるということであった。負けて元々、玉妃の御付きの者は下町で評判の、運動神経抜群の少女、瑾瑾を雇い入れる。
 宮仕えなど窮屈だと感じる瑾瑾はさっさと辞めようとするが、生来の負けず嫌いな性格を刺激され、「序列変更の遊戯」に臨む。卓球や羽球、撞球や十柱戯など、これまで見たこともないような球技に果敢に挑む。
 後宮でくり広げられる球技対決!

【ポイント】
 ・「後宮もの」にスポーツの要素をミックスさせた。
 ・卓球やバドミントン、ビリヤードやボウリングなど、一対一でも成り立つ競技で戦う(他には例えば、サッカーのリフティングやバスケットの1on1、セパタクロー、クリケットなどを取り上げる)。
 ・何故、中世の中国(と思われる国)でそんなスポーツが存在するのかと言われると、シルクロードなどを通じて異民族から伝わったということらしい。
・序列変更の遊戯に下位の者が負けたら、大金を支払う。あるいは自主的に後宮から去るなど、厳しいペナルティーがある。 

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