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【重大報告】来年の頭に、地元(山口)へ帰ります!

 今日は私事ではありますが、皆様にご報告があります。大変、急ではありますが、僕の人生の福岡編終了のお知らせです。

 具体的な日程はまだ未定ですが、年が明けて2024年の一月いっぱいで、今の職場を離職し、二月上旬頃には福岡を離れ、地元の山口県は岩国へ帰郷します。

 理由を簡単に説明すると、父の仕事を継ぐためです。

 父は小さな塗装業を営んでおり、自身も現役の職人なのですが、それと同時に建設事業の元請け会社を職人仲間と共同で営んでいます。

 少子高齢化の進む田舎の企業で、従業員も5人ほどの小さな会社ですが、ここ数年の世界的なパンデミックにもかかわらず、業績は年々上がっており、人手が足らず、猫の手でも借りたいという具合で、そこに来年からお世話になります。

 色々と詳しいことを聞きたい人(リアルに会える人)には、酒の席で会ったときにでもしますが、今回の決断はこの先の人生、10年、20年先を見据えた決断です(親の介護、将来の蓄え、結婚、自分の老後などなど……)。

 僕はこれまで、将来の安定といったことをほぼ完全に無視した価値観で、好きなことをして生きてきました。

 それは主に、DJを中心とした音楽活動という形だったのですが、それを手放し、今は物書きとして、ほそぼそと創作をしているわけですが、その活動が、いつどうなるかなんてのは、誰にも分かりません。

 もし作家として書籍を出版し、デビューできたとしても、それ一本で食えることなんて、絶対にありえないことです。

 この先の人生の不安も様々ですが、近い未来の不安といえば、やはり親の老後です。父は七十半ばをむかえ、母は六十半ばを越しました。

 今のところ、よく食べ、よく動き、元気にしていますが、いつどうなるか分からない年齢でもあります。

 父からは「俺の身体が動く間でないと、教えられる仕事も教えられなくなる。ガタがきてからじゃ、遅い」と言われ続けて、どうにかこうにかかわしながらやってきましたが、いよいよタイムリミット一杯という感じです。

 もう僕の人生で、この先の将来の損得を抜きに (或いは目を瞑って) "やりたいこと"を続けられらる黄金期は、終了です(むしろこの歳まで、わがまま勝手にやらせてもらってたのが驚きなほどですケド)。

 今回の決断は、今年の3月にDJを完全引退してから、創作活動を文章に切り替えたこのタイミングだからこそ、踏み切れたように思います。(※決して帰郷を見据えた、DJ引退ではありませんでした)

 というわけで僕は近い将来、福岡を離れます。土建屋で働きながら、この先も変わらず、色々と創作を頑張っていく所存です。

 僕自身は、この決断をネガティブに捉えていないですし、未来の自分と周囲へ、良い影響と発展を巻き起こす、挑戦だと考えています。

 イヤらしい話ですが、今の状態よりは多少 実入りも良くなるので、仕事に慣れれば、九州にもしばしば帰ってくるつもりです!

 映画レビューチャンネルは、昨夜のYoutube配信でも言いましたが、頻度は落ちるでしょうが、細々と続けて参ります。

 最後に、福岡を離れる前に、可能な限り会える人には会っておきたいし、行きたい場所には行っておきたい。別に死ぬわけでもないし、二度と福岡に戻れないわけではないけど、今はそんな気持ちでいっぱいです。

 なのでなんかあれば、気軽にお声掛け下さい!

 ただ世知辛い話、引っ越しなどでの蓄えも必要なので、あまり浪費は出来ませんが、会えるうちに会い、遊べるうちに遊びましょう!

 最近つくづく思いますが、人間いつどうなるか、分からんもんです。

 分からないからこそ、大切な今を見つめて、それが永遠に残る記憶となるようにしたいもんです。

 そんな大事なことが、こんな風にならないと思えないことも、また人間の愚かしさでしょうか。

 今を最大限に生きれているかどうか、自問自答しながら、残された福岡での日々を、良き時間にしていきたいと思っています。

 改めまして、今後とも織田聖一を、宜しくお願い致します。

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