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【詩】今日が終わるまで

 とりあえず今日、今日が終わるまで走り切る。

 解決しえぬ問題も、誰にも漏らせぬ不条理も、寝床まで抱えて、今日という時の中に閉じ込めてしまおう。

 明日あすには、いくつか削げ落ちて、気にならなくなるだろう。

 苦難の様々を抱え過ぎ、心が焦げつくその前に、とりあえず今日を走り切ろう。

 そのうち気づかぬ日の中で、いつかの悩みは消え失せて、同じものは二つとなく、心は色合い変えてゆく。

 だから、とりあえず今日。
 今日が終わるまで走り切る。

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 要は「寝ろ」ってことです。

 また詩なんぞを書いてみました。

 毎日、良いことも悪いことも色々ありますが、その色々に心の足を取られて、転んだり、拘って悪手を打つよりも、意外にその日の終わりの睡眠が、多少のことは解決してくれる。或いは楽にしてくる。

 病気でいえば寛解かんかいのようにしてくれることって、多々あるだろうなぁ。

 なんてことを最近、冷静になると考えます。

 一旦落ち着くことを、いまさら覚えて反省する日々です。

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