不安や恐怖を取り去るには、“分かる”しかない。
どーも、どーも。僕です。
今回は近況報告がてら、最近の気づきを記しておこうかと思います。
これまで20年間、バーテンダー、パン屋さん、ゲームのデバッカー、DJ、書店員など、転々としてきたのですが、2月から今まで全く経験のない建築業に従事しております。
もうね、20年間地元に帰ることを拒み続けた上で、福岡の生活に限界を感じて、山口へ帰省しましたが、それなりに覚悟はしていたけど、入った当初はもう何がなんだか、右も左も分からないことだらけで、基本常にプチパニック状態でした。
それでも毎日を必死にやり抜く。目の前の仕事、問題、課題をクリアしていくのに全集中して、挑む。
毎日の出勤が辛い。現場にいくのが怖い。職人さんに電話するのが億劫。工事の全貌がよく把握できない。などなど色々と頭を悩ませておりましたが、そういったことを繰り返していくうちに、だんだんと慣れてきました。
もちろん、まだまだ分からないことばかりの中でも、だんだんと数ミリ程度だけど、仕事の仕組みや流れが把握できてきた。
そこで気づいたのは、“怖い”という感情の元凶は“知らない”という状態だったということです。
「いやいや! 今更、何いってんの? 当たり前じゃん!」と、突っ込まれそうですし、Youtubeで映画のレビューをする時に、同じようなことを何度も言ってるかもしれませんが、それを体感として気付くということは、非常に新鮮で、エキサイティングな経験でした。
事前に説明を受けて、頭では知っていたとしても、実際に現場で物が動いて、形になっていく様を見ていると「ああ〜、こういうことだったのか……」という感動を持ってしまいます。
そこで初めて自分の中での情報と、実存が結びつき、“分かる”という状態が完成するのです。
この体験をすると、しないでは大違いです。この体験が今あるということが、この仕事に対して愛着が湧くかもしれないという、大きなヒントというか、キッカケになる気がします。
そう考えると「やっていけそうだ」と、気分もアガッてきます。
だから、この“分かる”という体験をこれからも目指して、追い求めていきたいと思います。これから自分自身の成長が少し楽しみな気持ちでいっぱいです。
全く話は変わりますが、これから徐々に作家活動を再開していきます。これも仕事と自分の心の間に少し余裕ができたからだと思います。
今、短編ですが一つ書き上げて、現在は二作目を執筆中です。出来たものから公募にバンバン出して、落ちたとしても(十中八九、落ちますが)、WEB上でなんらかの形で公開しますので、その際は皆様に読んでいただけることを切に願っております。
昨夜は、深夜に急な地震警報アラームで飛び起きたりしましたが、僕はどうにか元気にやっています!
皆様の今日が、良きものになりますように。
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