毎週月曜日の午後に更新！
海外の方々に向けて、英語でHAPPY STRESSを紐解くPodcast番組 『The Happy Stress Effect: Unleashing the Brain’s Potentials』
今週も、第16回エピソードをSpotifyにて配信開始いたしました！

今週のテーマは「自分の世界のプロデューサーになろう」です。

本記事では、日本語訳と英語のスクリプトをお届けいたしますので、あわせてお楽しみいただけましたら幸いです✨

016- Become the producer of your world (2024/04/29)

Script Translation／日本語

　皆さん、こんにちは。『The Happy Stress Effect: Unleashing the Brain’s Potentials』の世界にようこそ。私は進行のアルバートです。今日は、私たちの生活であまりにも馴染み深いトピック「ストレス」について掘り下げていきます。でも、ちょっといいですか？これは複雑な科学用語を深く掘り下げるということではありません。ストレスを共感できるものにし、理解しやすく、何よりも日常生活に適用できるようにするためのものです。

　実際、ストレスは単なる敵ではなく、私たちを守り、強化し、成長させるために不可欠な要素でもあるのです。この番組では、私たちの脳と体が基本的なレベルでストレスとどのように相互作用しているかを探っていきます。なぜストレスが私たちの生物学と人間性の自然な一部なのか、そしてこれを知ることが私たちがそれをどのように捉えるかを変えることができるのかを明らかにしていきます。でもそこで終わりません。

　科学と技術の進歩により、私たちは今、ストレス反応を操る細胞や分子にのぞき込むことができます。私たちは、これらの魅力的な洞察のいくつかを「Happy Stress」（青砥瑞人 著）という書籍を使って、理解しやすい形で明らかにしていきます。

　このプログラムの基本となる書籍『HAPPY STRESS』では、パフォーマンスを向上させ、成長を促し、幸せを感じさせるストレスを「ブライトストレス」と呼んでいます。

　ストレス反応に伴う私たちの身体の内部環境の変化には、それぞれ意味と役割があります。例えば、以前紹介したストレスホルモンのコルチゾールは、過剰に分泌されると前頭前野をシャットダウンさせることがありますが、本来の重要な役割は脂肪や糖の代謝をサポートし、体と脳がエネルギーをより効率的に利用するのを助けることです。

　他のストレスホルモンであるカテコラミンは心拍数を上げ、骨格筋への血流を増加させ、交感神経系と協力してパフォーマンスを向上させます。また、デヒドロエピアンドロステロン（DHEA）は、神経成長因子（NGF）と呼ばれるタンパク質に作用し、神経細胞の死を防ぎ、新しい神経細胞の生成をサポートして学習プロセスを助けます。

　これらの「ブライトストレス」のエネルギーを完全に活用できる人は稀です。ブライトストレスが存在する場所には、自然とダークストレスが生じる可能性があります。これは、ネガティビティバイアスによって多くの注意がダークストレスに消費されることを意味します。

　しかし、ある人にとって暗くストレスを感じる環境も、別の人にとってはブライトストレスの源として認識され、処理されることもあります。

　ダークストレスもブライトストレスも、似た脳領域を活性化し、同様の化学物質が合成されます。ストレス反応が影を落とすか光を投げかけるかは、その反応の強度と、それがどのように認識され記憶されるかによって決まるのです。

　特に現代は、闇を生み出しやすい環境と言えるため、ブライトストレスをエネルギー源として活用することがますます重要になります。科学技術の進歩が多くの便利さをもたらしていますが、疑いなく新たな闇も出現しています。たとえば、ソーシャルメディアが遠くの人々とのコミュニケーションを可能にしてくれるのは素晴らしいことですが、それによって以前には存在しなかった新たなストレス反応も生まれています。

　現代が闇を生み出しやすいと言うのは、それは時代の急激な変化と予測不可能な性質が、不確実性や影を生じやすくしているということです。

　もちろん、どの時代も未来を予測することは難しいことですが、現代は、私たちを取り巻く環境の変化の速度が非常に速いため、未来の予測をますます困難にし、闇を生じやすくしているのです。

　変化速度を圧倒的に高めたのは、科学技術の進歩によることは間違いないでしょう。たったの数十年で人類は空を飛び、宇宙に進出しました。その変化の速度は注目に値します。

　もっと身近な例を考えてみましょう。奈良時代から鎌倉時代にかけての約500年間、長距離通信の主な手段は手紙でした。

　現代を考えてみてください。約30年前、通信はしばしば駅の黒板にメッセージを残したり、公衆電話を使用することを含んでいました。テレホンカードを集めることは懐かしいかもしれませんが、それはつい最近のことです。突然、ポケベルが流行ったかと思えば、次は誰もが携帯電話を持っていました。そして、10年以内にスマートフォンが登場し、私たちのコミュニケーションの方法は急速に変化しました。

　この変化のペースは通信に限らず、最近数十年で全身麻痺の人々がコミュニケーションを取る方法にも大きな進歩がありました。全身の筋肉の動きが麻痺すると、口の筋肉を使って話すことが難しくなりますが、音を受け取り、言語を理解し、考えることができる患者さんもいらっしゃいます。彼らは単に反応することができないだけです。

　そうした方々も、現在は外部世界とコミュニケーションをとることができます。たとえば、全身麻痺の患者さんは、アルファベットの各文字を想像し、その思考に関連する脳波パターンをコンピュータに学習させることで、表現したい言葉を画面に表示することができます。

　奈良時代から鎌倉時代までの環境変化と、最近数十年のそれとでは、比較できないほど急速に変わっていっているのです。

　不確実性と曖昧さに満ちた私たちの世界は、未知のものに敏感に反応し、より多くの闇に晒されるように私たちの人間の脳を促しています。

　私たちの生活を豊かにするために創造された技術革新が、目の前で闇を広げているかもしれません。しかし、技術革新自体が悪いというわけではありません。麻痺患者向けのコミュニケーション支援の例のように、技術は私たちの生活を豊かにします。

　この変化の時代には、二つの道が提示されます。新しい闇をただ無慈悲に受け入れて、それを効果的に利用する方法を求めずにダークストレスを蓄積するのか。それとも、これらの闇の側面を受け入れ、輝かしい機会に変える方法を探り、積極的に世界の認識を変えるかです。

　一方の道が明確に正しいというわけではありません。しかし、後者の道は、きっとこれからの世界に必要な適応力であるように思うのです。

　かの有名なチャールズ・ダーウィンは、次のように述べました。「最も強いものが生き残るのではない。最も賢いものが生き残るのでもない。唯一生き残るのは、変化できるものである」。このVUCA時代に適応し、変化の過渡期を楽しむこと。ダーウィンの言葉を受け入れ、ストレスを力に変えるブライトストレスを手にいれる方法を探究しましょう。

　人間の脳の興味深い側面の一つは、自分で受け取る情報を意識的に、意図的に選択するメカニズムを持っていることです。私たちの脳は世界をそのままではなく、自分がそう認識したように認識します。認識のあり方は自分自身で選択することができるのです。

　世界や人類の醜い側面だけに焦点を当てると、その人の脳には醜くて生きづらい世界が現れます。そして、批判する人々の情報に注目すれば、自然と世界やすべての情報に対して批判的になりやすくなります。

　一方で、世界の醜さをを受け入れつつも、その先に存在する魅力や興味に焦点を当てれば、その人の脳には興味深く、好奇心に満ちた宝物のような世界が現れます。

　変化の激しいVUCA時代、世界には、あなたの注意の対象となる情報がたくさんあるなかで、どのように脳や身体を反応させるかは、完全に一人ひとりの心の持ちようにかかっており、何通りもの方法で変えることができます。

　あなたが自分の脳に映し出したい世界はどんなものですか？間違いなく、あなたがその世界のプロデューサーです。世界をどのように感じるかは、どこに注意を向けるか、そしてその結果としてあなたの脳に書き込まれる情報によって決まります。

　世界がどのようなものかについて確実な答えはありません。たとえ著名な学者が「世界はこのようだ」と述べたとしても、それはその学者の脳が捉えた世界を反映しているに過ぎません。もちろん、その視点を自分の世界観の源泉として活用することはできますが、最終的にあなたが見る世界は、あなた自身が創造するものです。

　勘違いも素晴らしいことかもしれません。勘違いして、それで日々幸せである人々は、世界に正しさばかり求めて期待値差分からダークストレスを溜め続ける人々よりも、生物学的に適応力があり進化しているかもしれません。

　あなたは自分の脳に映し出す世界の素材を選ぶことができます。脳が処理できる情報には限りがあり、注意を払うことができる情報も限られています。全ての情報を処理することはできないため、どの情報を脳に反映させたいかを取捨選択する必要があるのです。

　次に、その素材の編集方法が非常に重要です。この編集によって選んだ素材に色を付けることができます。それを落ち着いたもの、または眩しいものにすることができます。この素材を自分で編集し、色を付けることで、あなたが脳内で描いた世界を具現化することができ、積極的にこの編集を自分で行うことで、脳に保存された記憶を強化します。

　ここで神経科学の原則「Use it or Lose it. （使えば機能し、使わなければ失われる）」が適用されます。選んだ情報にどのように反応し、それをどのように認識し、脳を物理的に変化させてその情報を記憶にエンコードするかです。私たちの注意と反応は色彩豊かで、神経細胞の構造を物理的に変えます。これは、私たちの頭蓋骨の内部で彫刻や絵画をするようなものです。

　しかし、この彫刻は意図的で意識的でなければならず、そうでない場合は、脳のネガティビティバイアスの無意識の導きや、環境や他人によって形成されるかもしれません。これらはあなたの脳の形成や記憶の痕跡を形作る可能性があります。

　「自分自身をコントロールする」という言葉がよく使われます。これは、自分自身と向き合い、脳に残す情報を選択することを意味します。選んだ情報はあなたの脳に足跡を残し、あなた自身の一部となります。

　曖昧さや不確実性はしばしばそのんrがティブな側面が強調され、ダークストレスとして処理され、あなたの一部となり、未知を避ける傾向がますます強くなります。

　逆に、非常に不確実な状況でも、興味深い側面や潜在能力に焦点を当て、この情報を編集することで、脳が不確実性にアプローチする可能性が高まります。つまり、新しい未知の挑戦に取り組む確率が高まります。

　あなたは世界をどのように認識するかのプロデューサーです。自分自身の美しい世界を創造するマインドセットを持つことは、ブライトストレスを活用するために必要です。

　今日のエピソードの結びとして、私たちがどのようにストレスを経験するかを決定する認識の力とその役割について振り返りましょう。私たちの議論から明らかになったのは、人間の脳は情報を受動的に受け取るだけでなく、積極的に選択して解釈するということです。この選択プロセスによって、本質的に同じ世界でも美しい場所にもなり、不安の源にもなりうるのです。

　今日の会話からの重要なポイントは、「ブライトストレス」という概念です。ストレスを麻痺させるものではなく、適切に管理すれば、実際にはパフォーマンスを向上させ、成長を促し、幸せを育むことができるという考え方です。私たちの環境のポジティブな側面や魅力的な側面に意識的に焦点を当てることで、潜在的なストレス要因を個人の成長の機会に変えることができます。

　覚えておいてほしいのは、あなたが自分自身の現実のプロデューサーであるということです。世界を見る方法や、どのような情報に焦点を当てるかは、あなたの精神的健康や全体的な幸福に深い影響を与える可能性があります。このVUCA（変動的、不確実、複雑、曖昧）の世界への積極的なアプローチによって、成長の可能性を認識し、知覚を積極的な方向に意識的に向けることで、あなたの経験を圧倒的なものから力強いものに変えることができます。

　それでは、今日はここまでにしましょう！『The Happy Stress Effect: Unleashing the Brain’s Potentials』をお聴きいただきありがとうございました。もし本日のエピソードをお楽しみいただけたなら、ぜひチャンネル登録をお忘れなく、ハッピーの科学へのさらなる洞察をお楽しみください。次回まで、私、アルバートがみなさんの「HAPPY STRESS」と喜びに満ちた一日をお祈りしています。

Original Script／英語

Welcome, everyone, to "The Happy Stress Effect: Unleashing the Brain’s Potentials". I'm your host Albert, and today, we're delving into a topic that's all too familiar in our lives - stress. But hold on, this isn't going to be a deep dive into complex scientific jargon. We're here to make it relatable, understandable, and most importantly, applicable to our daily lives.

You see, stress isn't just an adversary; it's also a vital component that protects, strengthens, and even fosters growth within us. In this program, we're exploring how our brains and bodies interact with stress on a fundamental level. We'll uncover why stress is a natural part of our biology and humanity, and how knowing this can reshape the way we perceive it. But it doesn't stop there.

With advancements in science and technology, we're now able to peek into the very cells and molecules that orchestrate our stress responses. We'll be demystifying some of these fascinating insights using this book called "Happy Stress" by Mizuto Aoto in a way that's easy to grasp.

In our program's foundational book "HAPPY STRESS," stress that enhances our performance, promotes growth, and makes us feel happy is referred to as "Bright Stress."

The various changes in our body's internal environment that accompany a stress response each have their meanings and roles. For instance, the stress hormone cortisol, which we introduced before, can shut down the prefrontal cortex when secreted excessively. However, its essential role is to support the metabolism of fats and sugars, helping the body and brain to utilize energy more efficiently.

Other stress hormones, like catecholamines, increase heart rate and blood flow to the skeletal muscles, enhancing our performance in cooperation with the sympathetic nervous system. Another hormone, Dehydroepiandrosterone (DHEA), acts on a protein known as nerve growth factor (NGF), which helps prevent the death of nerve cells and supports the creation of new ones, thereby aiding our learning processes.

People who fully harness the energy of these "Bright Stresses" are rare, because where there is Bright Stress, there is naturally the potential for Dark Stress to arise. This can lead the majority of your attention to be consumed by Dark Stress due to a negativity bias.

However, what may feel like a dark, stress-inducing environment for one person can be perceived and processed as a source of Bright Stress by another.

Both Dark and Bright Stresses activate similar brain areas and involve similar chemicals being synthesized. It's the intensity of the reaction, and how it is perceived and remembered by the brain, that determines whether the stress response will cast a shadow or light.

Especially in modern times, which could be described as conducive to generating darkness, leveraging Bright Stress as a source of energy becomes increasingly important. Despite the many conveniences brought by scientific and technological advancements, new forms of darkness are undoubtedly emerging. For example, while it's wonderful that social media allows us to communicate with people far away, it has also created new types of stress reactions that didn't exist before.

When we say modern times are prone to producing darkness, we mean that the rapid changes and unpredictable nature of our era make it easier for uncertainties, or shadows, to appear.

Of course, predicting the future has always been challenging, no matter the era. However, the rate of change in our world's conditions and environments is now so fast that it increasingly obscures future predictions, making it easier for darkness to emerge.

The overwhelming acceleration in environmental and situational changes is undoubtedly driven by scientific and technological progress. In just the last hundred years, humans have taken to the skies and then ventured into space in a few decades—a remarkable rate of change.

To consider something more relatable, think about how communication has evolved. From the Nara to the Kamakura period, spanning roughly 500 years, the primary means of communication over long distances was through letter writing.

Now, think about the present. About 30 years ago, communication often involved leaving messages on chalkboards at stations or using public telephones. Collecting telephone cards might feel nostalgic, but it's just a recent memory. Suddenly, pagers became popular, and before we knew it, everyone had mobile phones. Then, within a decade, smartphones appeared, and our ways of communicating transformed rapidly.

This pace of change isn't limited to communication. In recent decades, significant advancements have also been made in how people with full-body paralysis communicate. When movement in all muscles is paralyzed, it becomes difficult to use the muscles in the mouth to speak. However, these individuals can still receive sound and understand language, and they can think. They are merely unable to respond.

Today, such individuals can communicate with the outside world. For example, patients with full-body paralysis can imagine each letter of the alphabet, and by training a computer to recognize the brainwave patterns associated with these thoughts, the words they want to express can appear on a screen.

While the rapid environmental changes from the Nara to Kamakura era and the last few decades are incomparable, our era's pace of change is notably faster.

Our world, filled with ambiguities and uncertainties, prompts our human brains to react sensitively to unknowns, exposing us to more darkness.

The technological innovations meant to enrich our lives may instead be expanding the darkness right before us. However, it's not that technological advancements are inherently bad. Just like the example of communication aids for patients with paralysis, technology enriches our lives.

In this era of change, we are presented with two paths: one where we cynically accept new forms of darkness without seeking ways to utilize them effectively, merely accumulating Dark Stress; or another where we accept and illuminate these dark aspects, turning them into opportunities for growth and actively changing our perception of the world.

It's not that one path is unequivocally correct, but the latter offers a possibility that is likely necessary and adaptive for our future.

As Charles Darwin famously said, "It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent; it is the one most adaptable to change." Enjoying this transitional period and adapting to the VUCA era can be exciting. Let's embrace Darwin's words and explore how to transform stress into strength and capture Bright Stress.

An interesting aspect of the human brain is that it has the mechanism to consciously and intentionally select the information it receives. Our brain does not recognize the world as it exists, but rather as it perceives it to be. This perception can be chosen by oneself.

If you focus solely on the ugly aspects of the world and humanity, the world that emerges in your brain will be an ugly and difficult place to live. And if you utilize your brain's information processing system to focus on information from those who criticize, naturally, you will be more prone to being critical of the world and everything in it.

On the other hand, even if you look at the ugliness of the world and humanity, if you accept it and focus on the charm and interest that exists beyond that ugliness, the world will appear as a treasure trove of interests and curiosities in such a person’s brain.

In the VUCA era, an era of change, the world exists just as that—an era of change. The kind of information you pay attention to in such a world, and how you allow your brain and body to react to it, is entirely up to each individual's mindset and can be changed in any number of ways.

What kind of world do you want to project in your brain? You are undoubtedly the producer of that world. How you perceive the world depends on where you direct your attention and the information that is consequently written into your brain.

There is no definitive answer to what the world is like. Even if a renowned scholar says "the world is like this," it only reflects the world as perceived by that scholar's brain. Of course, you can use their view as a source for your own world perception, but ultimately, the world you see is yours to create.

Misunderstanding might also be wonderful. People who completely misunderstand the world and are happy despite it might be more biologically adaptive and advanced than those who demand correctness from the world and accumulate dark stress from not meeting their expectations.

You can choose the material for the world you project in your brain. The information that your brain can process and that you can pay attention to is limited; you can't process all information, so you need to selectively choose what you want your brain to represent.

Next, how you edit that material is crucial. This editing can color the material you've chosen. You can make it gloomy, calm, or dazzling. By editing and coloring this material yourself, you can manifest the world you envision within your brain, and by actively doing this editing yourself, you strengthen the memories stored in your brain.

The principle of neuroscience, "Use it or Lose it," applies here. How you respond to the information you choose, how you recognize it, and how you allow your brain to physically change to encode this information into memory. Our focus and reactions, rich in color, physically alter the structure of neural cells. It's like sculpting and painting inside our skulls.

However, this sculpting must be intentional and conscious, or it may be shaped by the unconscious lead of the brain's negativity bias or by the environment and others, which could shape your brain's formation and memory traces.

"Take control of yourself" is often said. This means to confront oneself and choose the information to leave in your brain. The information you choose will leave footprints in your brain, becoming a part of you.

Ambiguity and uncertainty often highlight their negative aspects, edited as dark stress, and become part of you, making you increasingly avoidant of the unknown.

Conversely, even in highly uncertain situations, focusing on the interesting aspects and potential and editing this information can increase your brain's likelihood of approaching uncertainty, that is, the probability of tackling new and unknown challenges.

You are the producer of how you perceive the world. Having the mindset to create your own beautiful world is necessary to harness bright stress.

As we wrap up today's episode, let's reflect on the power of perception and the role it plays in determining how we experience stress. Our discussion revealed that the human brain doesn't just passively receive information; it actively selects and interprets what to focus on. This selection process can turn what is essentially the same world into a place of beauty or a source of anxiety.

The key takeaway from today's conversation is the concept of "bright stress" — the idea that stress doesn't have to be debilitating. It can actually enhance performance, promote growth, and foster happiness when managed correctly. By consciously choosing to focus on the positive and engaging aspects of our environment, we can transform potential stressors into opportunities for personal development.

Remember, you are the producer of your own reality. The way you choose to see the world and the information you decide to focus on can profoundly affect your mental health and overall well-being. Embrace the challenge of this VUCA (volatile, uncertain, complex, ambiguous) world by recognizing the potential for growth it brings, and consciously steer your perception towards the positive. This proactive approach to stress can transform your experiences from overwhelming to empowering.

That’ll be it! Thank you for joining us on The Happy Stress Effect: Unleashing the Brain’s Potentials. If you enjoyed today's episode, don't forget to subscribe for more insights into the science of happiness. Until next time, I'm Albert, wishing you a day filled with "HAPPY STRESS" and joyful moments.