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色彩検定UC級 #1-2

色のユニバーサルデザイン

色覚特性…色を識別する特性のこと。個人差がある。
 例えば、遺伝によって区別しにくい色の組み合わせや加齢によって暗く見える色がある。色覚の多様性を知ることが必要になる。
 公共施設の案内や表示、危険を知らせる情報の表示などは誰もが理解できるように、色覚の多様性に配慮した色の使い方を検討する必要がある。さらに、場合によっては、色だけを検討するのではなく、形を変えたり、色名を表示したりするなど、多くの人に分かりやすくなるように、工夫や検討をすることも重要になる。
 また、色覚の多様性に配慮した色を使用するだけでなく、それが置かれる場の照明条件の考慮も必要となる。
 これらのように、色の側面から資格情報に関わるユニバーサルデザインを考えることが、色のユニバーサルデザインと言える。

色のはたらき

 色のはたらきには大きく二つのはたらきがある。
 1つは機能的な役割。対象を見つけやすくする、区別しやすくするなど。信号や標識の色など。
 もう一つは情緒的な役割。洋服やインテリアなどの商品や植物などの自然、建築物の色などから様々な印象や気持ちを受け取る。
 わかりやすさを重視すべき商品や部位?好ましさ、面白さなどといった感性的効果が必要?といった二つのバランスを意識する必要がある。
 特にユニバーサルデザインは分かりやすさが重要。

視覚情報に関わるユニバーサルデザイン

ピクトグラムは瞬間的に意味が分かるため、日本語を読むことのできない子どもや海外からの渡航者などにも大変有効。

振り返り

 今回は、色のユニバーサルデザインの中でも、色のはたらきと視覚情報を学んだ。
色覚特性とは、色の見え方は人によって個人差がある、ということ。私が「青信号」と思って何気なく見ているものも人によっては「青」に見えなかったり、花の色も人によって見え方が変わったりする。
 そういった健常者との違いを埋めるために、色以外にも形や文字などで理解を促すことができる。こういった色以外の側面も考えることを色のユニバーサルデザインという。個人的には、ハザードマップやマップの位置などはみんなが見てわかるように配慮しないといけないし、非常口も、色で区別するだけでなく、ピクトグラムのように、イラストでわかるようにしておかなければいけないと思う。
 色のはたらきには大きく二つある。機能的な役割と情緒的な役割。機能的な役割とは、対象を見つけやすくするなど何かの行動をする際に役立つ情報。男子トイレは青、女子トイレは赤、など。
 情緒的な役割は花の色で癒される、とか芸術の色を見て感動する、など。
 こういった、色の働きを活かして、ノーマライゼーションを目指していくことが大切。

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