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★木星と土星の深掘り講座に参加してみた

2024年3月10日、星見当番さん・七嶋ナオさん主催の「木星と土星の深掘り講座」を受講してきた。お二人の講座に参加するのは前回の「占星術イメージマップ講座」に続き二回目。会場は前回と同じ建物、参加者は前回よりちょっと少ない13名ということだった。…またおばさん一番前の席に座ってるし。前回同様たくさんの資料が配布されている。

まず講座の導入部は、七嶋さんの歴史解説から。紀元前のメソポタミア文明のあたりからの解説。初めて聞く古い神様たちの名前から、現在扱われている占星術への流れを。私、歴史が苦手で(物事を順番通りに覚えられない)世界史も取らなかったからこういうのはさっぱり。だけど、七嶋さんの占星術の歴史に対する愛がばしばし伝わってきた。
ミニ地球儀が用意されていて、地理的にも学びがあった。

今回の講座のテーマは木星と土星。木星は増やす・広げる、土星は減らす・狭める、というように天体やサインはニコイチで、という考えに基づいて自己紹介がてら参加者が自分の木星と土星で答えていく。
途中からハウスの概念も入って、どういう場所で発揮しているかも回答に加えられていく。
私は蟹木星、牡羊土星なので資料のサンプルワードに従うと“味方、増やしておいたよ”、“ファーストステップは厳選しておきました”のようになる。蟹木星4室は、地縁なんだよなと思う。牡羊土星は12室なので、厳選もそうだけど、ちょっとした鍵をかけといたよ、みたいな感じかな。

講座では当番さんの「アストロレストラン」の応用もあった。出生のホロスコープを4分割してレストランに当てはめるという考え方だ。南半分(上半分)はレストランのホール。北半分(下半分)はキッチン。東半分(左半分)は自分のため。西半分(右半分)はお客様のため。
どの場所に自分の天体があるか当てはめてみると、レストラン経営におけるそれぞれの場所のウエイトが浮かび上がってくる。天体(この場合従業員)の多い場所が自分が力を入れているところ、ということになる。誰もいない場所は手薄ってことだね。私の場合はわりとばらけているチャートなので、誰もいないところは無いな。

今回はここにトランジットとしての木星と土星を配置してみる。
木星が入る場所は拡張するところ、投資するところ。
土星が入る場所は削減するところ、監査が入るところ。
私はキッチンで自分のための場所に木星が入る。メニュー開発とか、厨房設備の拡大かな?ちょうど出生の金星に重なるのよね。客に出さずに自分で食べちゃいそう。
土星はホールで自分のための場所に入る。ホールにある、消防法にひっかかるような邪魔なものは片づけるみたいな(昔のカラオケセットとか?笑)。そこ、出生の水星があるわ。あー、いっそのこと客席を減らすのかも。クソ客ばかりで対応してられねぇ、って。

ははは、楽しいぞ、これ。

講座では何人かにご自身のチャートをサンプル(生贄)として板書してもらい、講師陣のアドバイスが入った。今ここにある、そして次にここに来る、その時どう対応するか未来予測できるように、今後10年の天体の運行表まで用意してくださいましたよ。

◆◆◆

土星がテーマだったから、当然サターンリターンの話も出た。今回の参加者にはリターン前の方もいたので、怖がることは無いと。
私は今回も最年長だろうなと思って参加していたので、すでに2度目のリターンを迎えた方がいらして驚いた。いろいろ乗り越えて、楽しそうだったのが印象的だった。私の2回目は2年後だ。どんと来い。

お二人の講座は2回目ということもあるのか、前回より人数が少ないせいもあるのか、すでに知識がある人がほとんどだったのか、発言がいろいろ出て面白かった。一方的な講師から受講者への教授ではなくて、受け手側からも返したりして、盛り上がりましたな。
今回も楽しかったです。ありがとうございました。

占星術はやっぱり面白いな。土星の年齢域に入っても、私のように自分で検証してきただけでも楽しめる。やっぱりさあ、太陽星座だけを扱うメディア関係の12星座占いよりも、自分のチャート出していろいろ調べたほうがいいよ。土星が魚座にある間に、加えて冥王星が水瓶座にある間に、そういう流れが進むかもね。

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