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ダブドリvol.20 情報解禁!! 4月26日発売!!

こんにちは、ダブドリの宮本です。
4月2日にダブドリvol.20の情報解禁をダブドリ公式SNSにて行いました。
制作にご協力いただいたクラブ、スタッフの皆様、そして関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

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今回で20号という節目を迎え、私が編集長になってから1年半ほどで5冊を発行できました。ご購入いただいた皆様、ご協力いただいたクラブの皆様にも感謝の気持ちでいっぱいですし、何よりダブドリ発行メンバーと多くの業務、作業を行なっていただいている印刷会社の皆様にこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。皆さんの心強い支えのおかげで毎号ダブドリが作られていることを1人でも多くの方に知ってもらいたい。
表舞台に出てくることはない方々の力がなければ、20号まで絶対に辿り着くことはありませんでした。

今回のダブドリは私の中で2つの狙いがありました。
・Vol.19 との繋がりを作る
・ダブドリらしい人選をする

ありがたいことにクラブ様のご協力、そして2022年の映画スラムダンク、2023年夏のバスケW杯をきっかけとしたバスケ人気も相まって、紙媒体が厳しいと言われる中、ダブドリの売り上げ部数も伸びております。
Vol.19では、初めて取次への売り切れという札を見ました。
それを見た時は本当に嬉しかったです。

余談ですが、私が編集長になってから考えていたことを少し書かせてください。
大きく分けると2つのことを考えていました。それが
・1冊の中でのストーリー構築
・売り上げ部数の向上

です。

私が入社した時は、「この選手は表紙クラス」というようななんとなくの部類分けがされていました。表紙は疑いの余地もないぐらい最高のものであり、インパクトがある。しかし、そこから続く本としてのストーリー性がなかったため、表紙以外のインタビューがどうしてここに入ったのか……という疑問を持つことがありました。それを繋いでいたのが、卓越したデザイン性。キービジュアルだったと思います。
しかし、このインタビューがあるなら、この人も入れたら話が繋がるのに……とか、この人ならインタビュアーはこの人でしょ!というような感覚があり、インタビュー単体としては素晴らしいのだけど、ぶつ切りになってしまっている感じがもったいなく感じていました。
ある意味やりたいものだけやっていたので、その魅力をつなぎ合わせてくれるものがデザインしかない。1つだけのインタビューのために、1300円を払って買う価値があるのだろうか。そう問えば、答えがNOになる。僕はそう感じました。

そういう疑問から、まずは1冊にストーリーを作り、それぞれのインタビューが何かしらでリンクする流れを作る。よって、1冊としての面白みが増す。
編集長になったタイミングで、これは絶対に必要だと考えました。
そのためには、1冊の軸となるテーマが必要でした。

それをさらに考えさせられたのが、ダブドリVol.17の
「寺嶋良」とは1%の才能と49%の努力と50%の読書である。
において、彼のコラムは柿ピーのピーであるという本人の言葉でした。
メインディッシュ(インタビュー)をより引き立てるためには、それらを繋ぐ何かが必要、どのような順番で出すかも大切。
それは寺嶋選手のコラムもそうですが、その1冊においた構成もピーになりうると思ったんです。
デザインが素晴らしいからこそ、内容をよりブラッシュアップしないと行けなかったのが、僕が入社した頃のダブドリでした。

「このインタビューを読みたかったんだけど、これも読みたいし、これも読みたい!まさに自分のための1冊じゃん!」

と読者の方が感じてくれるような1冊にする。
そして、前号から続けて読むと、より新しい号が楽しくなっていくダブドリにする。後出しじゃんけんになってしまいますが、割と計画的にここまでやってきたつもりです。

そういう意味で、このVol.20の最終確認が終わった時に、印刷会社の方が
「今号は登場する選手たちがみんなイキイキしていて、作業が楽しかった」
と言ってくれたことは、僕の中で「今号も間違ってなかった」と思えた瞬間だったし、自信を持って世に出せる1冊が作れたと感じました。

なぜなら、そこがまさに今号のポイントであり、不安な部分だったからです。

正直に言えば、Vol.19よりも登場人物の知名度が下がってしまうことは必然だったVol.20は、いかにして
「あの人の言葉を読んでみたかったんだ!」
「この組み合わせが見たかったんだ!」
「もう一度、あの2人のストーリーが見たかったんだ!」
と感じてもらえるかが大事だと考えていたし、ダブドリらしさを表現するためにも
あえて一般人向けの知名度というものを無視するチャレンジをしました。
だからこそ先ほど書いたように、前号からの繋がりがすごく大事でした。

正直に言えば、今回の人選は決してコートの上で主役ではない。
むしろ、目立たない仕事をチームや主役のためにこなす人たち。
でも、その人たちがいないとチームは前に進めない。
言い方を変えれば、
バスケ界においてもっと評価されるべき人たち、
それがわかった上で黒子に徹する人たちを集めました。

編集長になってから、
「河村選手はインタビューしないの?」
というような絶対的知名度。正直、企画さえできれば跳ねるものはやらないの
というようなことをたくさん聞かれました。
まず言いたいのは、その質問や知名度の高い彼らが悪いのではありません。
ただ、そのほかにも素晴らしい選手が日本バスケにはいる。
今、人気が出てきて、世間的にも知名度が出てきたバスケ選手がいる中で、
そうではない選手たちを集めた
「僕の中の小さな抵抗」
がVol.20のテーマであり、まさにそんな1冊となりました。
日本や世界を代表する選手たちではないかもしれないけど、
僕が自信を持って世に送り出す最強の選手、バスケ人たちの
インタビューが集まった1冊です。

今回も最高の表紙を作っていただいたデザイナーのトミさん、カメラマンのもとさん、あんなに楽しそうなビュフォードの笑顔とトークを引き出してくれたれおさん、ダブドリらしさを出すための様々なインタビュアーの組み合わせに快くご協力いただいた選手、関係者の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

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今回の内容紹介

ここからはダブドリロングインタビューと各コラムを宮本目線で紹介させていただきます。

【インタビュー1 島根スサノオマジック ペリン・ビュフォード】
B.LEAGUEのMr.トリプルダブルと言っても過言ではない島根のペリン・ビュフォード。彼の情報があまり世の中に出てこないとは思っていましたが、シャイであまりインタビューなどを受けてないとのことでした。そんな島根スタッフさんがれおさんと話すビュフォードを見て、「あんな楽しそうなPを見たことがない!」と言っていたインタビューはおそらくめちゃくちゃカットしたはずなのに、大ボリューム!間違いなく、これまでで一番ビュフォードを知ることができるインタビューだと思います。また今回も写真が最高にかっこいいのですが、松江のヨネザワ写真館さんにご協力をいただきました。僕は色々なスタジオに行ったことがあるわけではありませんが、めちゃくちゃ綺麗でさまざまな道具や仕掛けがあり、僕も一緒にいてワクワクするような環境でした!快く撮影ご協力いただきましたヨネザワ写真館さん、ありがとうございました!また、このインタビューはVol.15にポール・ヘナレHCのインタビューをやらせてもらって以来、島根の広報さんが、「こういうので〇〇はどうでしょう?」といつも連絡をくれたこともきっかけになりました。広報さんがダブドリを評価してくれたことが素直に嬉しかったですし、いつもいろんな提案をくれたことで(ヨネザワ写真館さんを繋いでくれたのも広報さん)素晴らしいインタビューを作ることができました。そんな広報さんの想いも形になったインタビューです!

【インタビュー2 三遠ネオフェニックス 佐々木隆成】
まさに今回の狙いである、「繋がり」を考えたインタビューです。Vol.19に登場してくれた熊本ヴォルターズの本村亮輔選手の親友である佐々木隆成選手。そして、今号の僕の中でのテーマでもある、「小さな抵抗」でもあります。そもそも、三遠に来てからの彼の躍進はB.LEAGUEで1、2を争う成長レベルであり、日本代表に選ばれてもいいんじゃない?!と感じていました。僕は全力でプッシュしたい。狙いである「繋がり、ダブドリらしい人選」にもハマり、今号のテーマである「小さな抵抗」にもハマる彼の飛躍にはしっかりとした理由がありました。冷静に話していく彼の言葉は、ひとつひとつが丁寧であり、そして重みがあった。飛躍の理由をしっかりと解明できると思います。また、Vol.19の本村亮輔選手インタビューから36ページという構成で読んでも楽しめるインタビューになっていますので、まだVol.19を手に入れていない人は、ぜひ本屋に走ってください!なぜなら、Amazonにも弊社にも在庫なしです(笑)。

【インタビュー3 横浜ビー・コルセアーズ 森井健太】
こんな形で新旧の海賊が肩を並べるとは…‥。インタビュアーは川村卓也さんです。まさにダブドリだからこそできるインタビューであり、Vol.19で川村さんのインタビューをさせてもらった時に、「シューターとして相性が合いそうなのは森井くん」と言われた瞬間、Vol.20で森井選手に行くことを決めました(笑)! 僕は元々森井選手をかなり高く評価していたので、いつか話を聞いてみたいと思っていた中で、この流れ……やるしかありませんよね(笑)! 内容は流石の川村さんの引き出し力と森井選手の言語能力の高さ。このケミストリーは、チームメイトだったんじゃないかという錯覚が起こるほどで、彼らの話は僕にはわからないオンコートのリアルでした。本当に申し訳ありません。思う存分、楽しませていただきました(笑)! これは永久保存版がまた増えてしまった感じです。インタビューを読むだけで、森井選手からのアシストで川村さんの綺麗な放物線がリングを通過する景色が見えてきます。

【インタビュー4 さいたまブロンコス 川邉亮平】
これは宮本の完全なる個人的意見です。僕は川邉亮平ほど、変えのきかない選手を見たことがありません。いつか川邉亮平をダブドリでインタビューしたい。そしてその時のインタビュアーは決まっている。松島良豪しかない。ということで時が満ちたわけです。実はこのインタビュー、ダブドリで初めてB3クラブの選手がメインインタビューに登場する記念すべきインタビューです。
内容はずっと笑いが止まりませんので、ご自宅で読むことをおすすめします(笑)。タイトルは「水を運ぶ人」にしました。読んでいただければわかりますし、サッカーが好きな人であれば、わかると思います。またこの扉写真も川邉選手本人よりも影が大きく、そしてこの影を見るだけでも川邉選手だとわかる感じが、川邉亮平のコートでの存在感、存在価値をめちゃくちゃ感じさせてくれる、個人的に今号最高の1枚です。


【インタビュー5 シーホース三河 ライアン・リッチマン】
前号ではスケジュールが合わずにできなかったヘッドコーチインタビュー。今回もすごく濃厚なものになりました。伝統ある名門シーホース三河にやってきた若き指導者は、魅力的なバスケットボールを展開して多くの人の心を掴んでいます。これを読めば、彼がなぜ日本に来て、どんなことを考え、どんなことを推し進めているのか。その一端が見えてくるでしょう。外国からやってきたとはいえ、名門シーホース三河のコーチは並大抵の覚悟ではできないことは想像に容易い。その中で、彼が信じるもの、考えていることはシーホース三河ブースターでなくても覗いてみる価値がありますし、それをマササさんが引き出してくれています。それは断言できるので、ぜひ読んでいただければと思います!

【インタビュー6 東海大学陸川章 x 川崎ブレイブサンダース北卓也GM】
人気連載中の夜明け前でバトンを繋いだ2人がとうとう対談という形で登場!これも「繋がり」を意識して企画しました。vol.10の夜明け前で北GMが登場してくれ、Vol.11で陸川先生にバトンが繋がりました。その時に、「コロナが明けていたら僕も行こうかなー」と北さんがコメントされていたことを思い出し、「コロナも明けたので、対談はどうでしょうか?」とオファーさせていただいたところ、快くオッケーをいただき、この企画が実現しました! せっかく、ビッグなお二人、しかも同時にお話を伺えるチャンスはなかなかないので、今の日本バスケにおいて、僕が重要だと感じるポイントに絞って話を伺いました。お二人のお話を聞いて、すごく感じたことは……すみません、ついつい書きすぎてしまいそうだったので、そこから先はぜひ内容をお楽しみに!

【インタビュー7 デンソーアイリス 篠原華実】
僕がダブドリでインタビューをしたかった、けど叶わなかった選手がいます。それがデンソーアイリスで現役を引退した角野桃子さん(旧姓稲井桃子)。そこで、ダブドリnoteでインタビューをさせてもらいました。その時に大きな存在だったと名前が出たのが、篠原選手でした。その時から「篠原選手はいい選手だよね」と話していたし、いつか篠原選手のインタビューに行きたいと思っていました。でも、行くためには絶対的なきっかけ……それこそストーリー性が必要だと思っていた中で、昨年の皇后杯でデンソーアイリスが創部61年で初優勝を成し遂げました。その優勝に目立たずとも大きく貢献したのが今シーズン副キャプテンの篠原選手でした。篠原選手にたどり着くストーリーは作ってくれた、あとはインタビュアーを口説き落とすだけ(笑)! そんな裏側の話もいつか話したいこのインタビューは、宮本史上一番のインタビューかもしれません。やはり、この2人でなければこのインタビューは成立しなかった。タイトルを考えたときに、ここから先のことをイメージしました。これから始まるWリーグプレーオフ、その先……篠原選手はきっと「もっと」高みへチームを導いてくれる。そして、それは大切な先輩の想いとともに。そのストーリーはまさに「and more」
モアさん(角野のコートネーム)と一緒に。そして、「もっと高みへ」
このインタビューはきっと篠原華実と角野桃子がここから歩むストーリーのスタートラインでもあるはずです。

【Bの源流 島根スサノオマジック】
このシリーズの完結は大分出身の島根スサノオマジック堀健太郎GMです。これまでとはまた違って視点での当時を話は、今後も受け継がれていくべきストーリーです。

【夜明け前 東京羽田ヴィッキーズ 萩原美樹子】
夜明け前は萩原美樹子さんに続きます。前号の倉石先生からのナイスパスにより、この企画初めての女性にバトンがつながりました。当時の日本女子バスケの話から、WNBAの話、そして直近のOQT、東京羽田ヴィッキーズまで、船岡未沙希さんが伺いました。僕も女子バスケに取材で関わらせてもらう中で、すごく貴重なお話を伺えました!

【スポーツバーささら サンロッカーズ渋谷 村越圭佑&津屋一球】
今回のご来店は横浜エクセレンスの西山達哉選手&増子匠選手のご紹介で、元チームメイトの村越圭佑選手とその後輩の津屋一球選手が……序盤から、おやおや?という展開からも話が弾み、最後はお互いが知らなかった意外な一面を知ってします(笑)?

引き続きコラムも満載!
広島ドラゴンフライズの寺嶋良選手のコラム「寺嶋良」とは1%の才能と49%の努力と50%の読書である。
今回はいろんな寺嶋良が見えて隠れします。

富永啓生「姿勢」
B1に昇格した仙台89ERSを追う「GRIND」
青木崇の欧州籠球狂熱報はユーロリーグとFIBAの関係
宮崎哲郎のバスケ通信は見えた一筋の光とあの男について
さいたまブロンコス泉秀岳の新米コーチ奮戦記は変わらずガチトーン。
お馴染みのON MY FRIDGE、シネトラ、ちょっと聞いてよ岡田先生、BALL  TONGUE営業日誌。

そして、ダブドリ探検隊は久しぶりの全員集合!
今回も読み応え満載の1冊です。

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