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マンションに住んでいたら騒音問題で弁護士から手紙が来た話 その3

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この問題をすっかり忘れていたある日、遅ればせながら簡単な返信が弁護士から来ていた。
ただし中身はなく、あくまで依頼してきた人物と話すという内容に過ぎなかった。

弁護士、また依頼主とのコミュニケーションが進まない間にも、別邸からの騒音は止まない。
ついにクレームが管理組合に殺到したのか、全戸に向けたであろう「騒音に気をつけるように」というレターがポストに入っていた。
昨年春の緊急事態宣言以来、約8ヶ月ぶりの注意喚起だ。
この間には特段これといった注意喚起はなかったので、依頼主の「これまでに何回か注意をした」というのは事実として正しくないものと言えるだろう。

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もうすぐ3月になろうとしている昨日、依頼主からの質問が、弁護士を通じて届いていた。
帰宅時間を確認する内容で、どうも帰宅していると思われる時間に足音がするらしい。
この質問に対してはYESかNOのどちらかの答えを書くしかないので、素直にYESとだけ返しておいた。
正直なところ、釈然としない点もある。
廊下を歩く時間は30秒に満たないし、ドスドス歩くわけでもない。
娘は靴下を履いているから素足より響かないはずだ。
そして、もともとのクレームの内容には「家具をひく音」が含まれていたのだから、帰宅時間と直結するような音ではないような気がする。
最後に、こちらからの質問には何一つ答えていないのだ。

また弁護士と依頼人が協議をするようだが、一体どのようなことを話し合うのだろうか?
まだまだ話は進みそうにない。

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