遅く起きた朝はっていうか夕方は

起きたら17時。

おれは確かに昨日、深夜2時ぐらいに寝た。寝たが、せめて12時とか13時ぐらいに起きてもいいのではないか。いつもはバッチリシャッキリ7時間半睡眠なのにこの体たらくである。おれは今日も失敗している。つまり、あんまりいい感じのスタートじゃなかった。ええと昔の人が言っていた顔の一部に怪我を負う奴だ。「顔の一部ったら目かい?」違う違うその下だ。「つうことは口だ」違う違うもうちょっと上。「そしたら鼻か」そうそう鼻。その鼻を……「折った?」折ってない折ってない。もっと軽い怪我だ。「引っ掻いた?」違う、血が出ない系だった。「血が出ない系ってなんだ。そしたら捻挫か?」惜しい!「惜しいってあんた、そりゃもう答えがわかってるんじゃないの」いや分かってないけどどことなく惜しい気がする。「あ、わかったよ。出鼻を挫じかれたと」それだっ!!

なんていう落語の問答がある。本当はもっと捻った感じで主人公が迂遠なヒントを出して、ご隠居とか隣の八っつぁんだとかがなんとか閃いて答えを導くんだけど、これの面白さがわかんない。ぶっちゃけ面白くない。けど自分がわからない面白さは、そこで留まるんじゃなくて「謎」と考えれば面白くなるような気がしている。その謎を自分なりに解くまでは面白くないと否定するのは良くない。したくない。おれはそう思う。

そう思うが、それって結局答えを出すのを先延ばしにしているだけで、マックにいる女子高生からは「あいつって火力の足りないコンロのような人間だよねーハハン」と誹られそうである。謗られそうである。「誹られ」が読めませんか? 「謗られ」も読めませんか? ぼくも今、変換で出てきたから使ってるだけで実は読めないんですよ。へー、そう書くんだねえ。なんて思ってますよ。だから安心してください。そういえば誹謗中傷って言葉がありますね。おんなじ漢字ですね。きっとそのような意味だと思いますよ。ていうか火力の足りないコンロってなあに? 煮え切らない人間ってことさ!

そんなこと書いてたら18時!