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棟方志功展/ストレス=生理現象説

棟方志功展にいってきた。
ご縁があって実家に棟方志功の版画絵があった。小さい時は版画に良い印象がなく、子供の絵みたい、と思っていた。

月日が流れ、版画の魅力、墨絵の魅力を感じ始めていた。時折家にある絵を見るたびに、版画独特の温もりと、
こどもが書いた様な歪な線が、妙に生き物みたいに生きている様な魅力を感じるようになっていた。

丁度展覧会がやっているということでTwitterで知りすぐにでかける。
洋服も好きな洋服で自分なりにかっこいい、着やすい、気持ちがいい格好で出かける。(ほとんどがアウトドアブランド系になる。)

版画だけでなく油絵や習字などなど。
もじゃもじゃ頭に丸いメガネ。
しゃがれた甲高い声でキャラ立ちしまくりの棟方志功さんだった。
作品はどれも子供の様な原初的な、
古代のカナ文字や漢字を自分はすごくイメージした。絵というより、棟方志功さんの彫刻を見ている感じ。
ベタっと版画のインクが付いているというより、アナログ独特の陰影や鮮やかな色があり、カラフルな呪文みたいだった。呪術的というか、象形文字というか、絵という枠組みでは収まらない印象。

皇居が近くだったので周りを歩いてから帰る。

👿

仕事のストレスから、悪魔の声がやたら聞こえていた。美術館にいるときも、仕事のストレスを思い出したり、仕事の上司や同僚に対して、〇〇してほしいのにどうしてしてくれないのだという不満が募る。

は!これはまずい。
走らないと!

皇居を走りたかったが靴とか洋服がなかったのでジムで30分走る。
最近好きになったnatsumi hirotaさん
licaxxxさんの曲を聴きながら走る。

ひたすら走る。

時折、悪魔の声がでてくるが、
とにかく走る。

心拍数が100くらいになる速度でも
走る。息が切れて、吸ったり吐いたりを深く行う。酸素が足りなくなったり、肺が苦しくなる。身体のサインに集中し始める。悪魔の声はほとんど聞こえなくなる。

🍖
生理現象ということを閃く。
お腹がすくと食べ物を食べる。
眠くなったら眠る。
悪魔の声は、走れ!走り不足!という生理現象なのではないか。
(自分の場合)

ストレスという言葉があるせいで
曖昧になっているけど、生理現象なのではないか。

他の生理現象も個人差があるように
ストレスの感じ方、対処方法の癖(何がストレス解消になるのが人それぞれ)がある。
私の場合、悪魔の声が聞こえるようなストレスには走るのが効果的だった。
走り続けると、天使の声に変わってくる。(前向きになれる。)不思議だけど何十回も同じ結果だから確信に変わった。

小さな達成感

も自分にとってはとても大事なことだと気づいた。会社のストレス要因が新しい仕事環境でわからないことand業務全体がわからない故に機械的な作業で達成感が得られないことが大きい。

反対に麻婆豆腐を自分で作る、美味しく食べるという一連の行為は楽しくて達成感がある。

この違いはたくさんあるけど、
自由裁量が大きい、
行為の目的や価値観が自分の好みに合っている、
五感で感じられる快がある、
は大きいのではないか!!!!

🐱
私はいままで仕事や自分の人生について、真剣に考えてこなかった。
これからもいきなり真剣にはなれないけど、すこーしずつ考えて、文字にして、分解して、また行動してを繰り返して少しずつでも良いからさっきの三つを最大化?最適化?できるように時間をすごしていこうとおもう。

動物の様に衣食住ストレステクノを実行して、
人間のフリして、言葉をつかって
自分の価値観と行動、出会う人々も変えていこうとおもう。

明日はお寿司を食べることが楽しみ。

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