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ブランド論 309

 子ども達に鑑定士の能力を付けさせたいのならば、ブランド論を教えてあげましょう。
そもそもブランディングとは何かと言うと、先ずブランドとは、「それが本物である価値を証明し、それを評価する購入者の想いや感情移入が伴ったモノやサービスのこと」なのだと考えます。
さらにブランディングとは「できるだけ多くの人に」「できるだけ強い」独自の役割と感情移入を形創っていく「取り組み」を指すものだと考えます。
 その成果は「衝動買い頼み」を越えた「指名買い」によるロングセラーブランドと言う形で現れて来るものなのです。
 私は青山学院大学院ビジネススクール在学時代に、デビットアーカー教授から直接ブランドマーケティングを学びました。とても頭が切れて分かり易く、ケーススタディを交えたユニークな授業が印象的でした。
今でも数少ない人生の師匠と仰ぎ尊敬をしています。 
ブランディングをするには、それが本物の価値を持っていることが大前提なのです。その本物と偽物の違いが分かる人がぞっこん惚れ込んでファンになることこそが、ブランドであり、ブランディングはその本物を愛する仲間達をまとめて、ファンクラブを作るような活動のことを意味するのだと考えます。
 したがって、いくらマーケティング活動に力を入れてても、対象が本物で無ければ何も始まりませんし、ファンをまとめることも不可能なのです。
 子ども達にブランディング論を教えたいのであれば、先ずは本物と関わること、そして同じ眼を持つファン達をまとめる為のリーダーシップを発揮する事が必要になるのです。それには、親子一緒にそうした本物やそのサークルに関わることで、ブランディングの意味を理解し、将来それを実行出来るようになれる筈なのです。 
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達て一緒になって全力で取り組んでみてください。


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