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始めスイッチ 104

 子ども達の集中力には、計り知れない程の大きさが有ります。しかしながら、ダラダラした生活をしていると、その集中力は発揮されることは無く、自ら何かをやろうという意欲も湧きません。そこで、「位置について〜、ヨーイ、始め!」という号令を掛けてあげると良いのです。これは何気無い号令なのですが、子ども達に何かを始めさせる切っ掛けとしては、最後に効果的な号令になるのです。   親子さん達は、この号令を上手く利用して子育てに役立てて欲しいのです。例えば、タイムを計って計算プリントを行うスピード計算の際には、もとても効果的だからなのです。
 子ども達は、普段の生活でダラダラしている場合が多く、プリントをする時にも鉛筆を握っていなかったり、名前を書いていない時には、先に「位置について〜」と先に声を掛けてあげるのです。   子ども達は、一斉に「待って〜」と声をあげるのですが、敢えて待たずに始めようとすると、子ども達の緊張感が一気に高まるからなのです。「ヨーイ」と言ったならば、子ども達の緊張感は最高調に達するので、それを利用してスピード感や集中力、そして何よりも「始めスイッチ」を入れる練習に繋げて行くことができるのです。
 子ども達は慣れて来ると、「位置について〜」という号令に、条件反射的に対応が出来るようになるので、キビキビとしたスタートに繋げることが可能になるので、是非とも実践して欲しいのです。   子ども達は、一旦スタートさえ切れれば、その先は自分なりに考えて進めて行けることが殆どなので、先ずは自分でスタートさせることが大切なのです。その為の切っ掛けとして、是非とも始めスイッチを使って、子ども達の後押しをしてあげるのです。  そしてキビキビとした行動が、生活のスピードアップやコミュニケーションの質を高める習慣へと繋がって行くので、両親の働き掛け次第で、子ども達は大きく成長出来るようになるのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。 

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