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誰も助けてくれない 142

 まず最初に確認をしておかなければならないことは、現実の世の中は本当に厳しく惨酷だと言うことなのです。
 本当に困った時に、他人を助けてくれる人はかなり少数派だと言うことなのです。
 これは、私が今まで生きて来て、人生の中で身を持って体験して来て思い知らされたことでもあります。
 表面的に優しい言葉を掛けてくれる人はいるものの、実際に行動して、助けてくれる人はいないと考えておいた方が、安全だと言うことなのです。
 また、そのような時に近づいて来る人は、むしろ下心が有り、心の隙間に付け込んで来るような別の目的があったりするからなのです。
 日本人は、「目の前の人を助けたい」と言う基本的な考えが根付いているので、日常的にその場で対処しなければならない事柄について、助けてくれる人は沢山いますが、それでは本質的な助けにはならないのです。
 本当に困っている時に、助けてもらえないのは精神的にもかなり苦しいことです。
 そんなピンチを乗り越える方法は、
①自分で自分を助ける
 自分を助けられるのは、自分だけなのだから、自分を信じて、自分自信を応援してあげることなのです。その為に、もう一人の自分を認めて、自分の中に置いておくことが必要になります。
 周りの人や、今の自分を取り巻く環境そのものを変えるのは難しいかもしれませんが、自分を変えることなら出来るのです。
 もうひとりの自分になって、今自分は何をするべきか、考えてみてください。
 そして考えついたことを箇条書きで、書き出してみてください。
 そして自分が何をするべきか分かったら、それを実現するための方法は、ネット検索や関連する書物や資料を調べればいくらでも探し出す事が可能になります。
②あなたの存在自体に価値がある
 もしも人が助けてくれなくても、あなたはいるだけで周りの人に価値を与えているということを意識してみてください。
 反対に、あなたのあなたがいるだけで、助けてあげなくても家族や友達は良いのです。
③自分の力で生きる覚悟を持つ
 人は誰も自分が一番大切なので、あなたのことを本気で助けてくれる人はいないと割り切って考えてみてください。
 そして誰も助けてくれないならば、自分の力で生きるしか無いのです。
 上手く行かないことは、決して周りの人や環境のせいにせず、自分で責任が持てるようになると、ポジティブに前進する事が出来るようになります。
 自分の未来は、自分の力で切り開くと言う覚悟が出来るようになると、本当に未来は変わるのです。
 子ども達には、幼い頃から誰も助けてくれないと言うことを、キャンプ等の体験学習を通じて体で覚えさせてあげてください。
 そのことがわかっていれば、たとえ大きな壁にぶつかっても自分の力で乗り越えて行こうとする、強くポジティブな精神力が育って行くからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。  

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