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歴史人物 134

 子ども達は、歴史人物を覚えることで、歴史学習に抵抗なく入ることができます。
 歴史上の人名を覚えるときは、何かと関連づけながら覚えると覚えやすくなります。 その人物がどういう目的で何をしたのか、キャラクターを覚えると入りやすいので、歴史人物の写真や絵をみて誰なのか覚えるのが良いのです。
 歴史人物は、自分で調べる方法を教えてあげてください。なぜならば、教科書で習う歴史人物は、
実際の人物像とは離れていることも多いので、自分で調べることこそが大切だからなのです。
歴史人物の調べ方は、
①図鑑で調べる
先ずは、その歴史人物のイメージを掴む為に、
図鑑や歴史の教科書等で、その人物の名前と写真、何をした自分なのかを確認しましょう。
自分なりのイメージ像を頭に入れておきましょう。
②マンガや伝記本を読む
次に、その人物の全体像を掴む為に、マンガや伝記本でその人物の一生と業績を確認してみましょう。
どんな事が素晴らしいのかが分かるでしょう。
③お墓や銅像を見に行く
次にその人物のお墓や銅像を、見学に出かけてみましょう。場所を調べたり、行動することが更なる興味の原動力となります。その場所に解説の看板があれば、しっかりと読んで確認してみましょう。教科書とは、違う内容になっているかもしれません。 その人物の本当の偉大さやエネルギーを直に感じとるチャンスになります。
④ゆかりの場所を見に行く
お墓や銅像で興味が出てきたら、生誕地や活躍した場所を訪ねてみましょう。五感全体で感じることで、目を瞑ればタイムスリップしたように、その当時の情景が頭の中でイメージとして駆け巡り、ワクワクドキドキ出来る筈なのです。
⑤博物館で調べる
その人物の名前が付いた博物館や記念館であれば最高です。ゆかりの品物や資料が展示されている筈なので、更に多くのヒントを知る事が出来るようになる筈で、そこに行かなければ分からない貴重な情報と感動が得られる筈なのです。
⑥神社や地元に残る伝承を調べる
教科書や伝記では、社会で認められた一般的な解釈しか書かれていませんが、それ以外の逸話やよもやま話は、神社や地元に口伝として言い伝えられている事も多いので、それらの話しを聞くために神社の神主さんや、長老、歴史研究家に話しを聞いてみると、驚くような真実に触れることが出来るかも知れませんので、興味が湧いて来たならは是非、出掛けてみてください。
⑦同時代の国際情勢や活躍人物との関係を調べる
地球全体は繋がっていて、絶えず相互に関係し合っているのです。当たり前の事なのですが、この国際感覚を持てる人が少ないのです。
歴史においては、日本内の事だけを調べても本当のことはわかりません。たとえ鎖国時代でも国際情勢の影響はとても強かったのです。現在の日本も、海外からの強い影響を受けて動いているのです。
それを頭に入れて、歴史人物の行動や考え方を知るには、その時代の国際情勢や当時の関連人物との関係をよく調べなければ、本当の結論には辿りつかないことも学んで行く必要があるのです。
⑧YouTuberの解説を観る
学校の歴史授業や伝記本を読むのが、面倒くさいと感じたり、忙しくて時間が無い人は、YouTuberの解説を観るのが良いと思います。面白く上手に解説してくれる、自分が好きなYouTubeを選んで観てみると、きっと更なる興味が湧いて来て、自分でも別途調べてみたいと感じられるようになると思います。
⑨映画を観る
エンターテイメントの一環として映画を観るのも楽しいと思います。ドキュメンタリーだとは限らないので、実際の活躍とは違うストーリーになっている場合もありますが、迫力満点で楽しく歴史人物に触れられる切っ掛けになると思います。
⑩NHKの大河ドラマを観る。
映画館に出掛けて行かなくても、お家で歴史人物に触れられるチャンスになります。
歴史考察がしっかりなされ、かなりレベルの高い作品となっており、国民全体が注目しており、視聴者も多いので、観た後で学校や家庭内でも感想を話しあったりして、会話が盛り上がる切っ掛けにもなります。関連番組や記事も多く広まるので情報収集や人間関係の構築にも役立つのです。
以上を調べることで、きっと自分なりの歴史人物像を掴むことが出来るようになると思います。
 教科書に出て来る人物像とは、かなりずれが出て来たのならば、それはむしろ自分の調査が正しかったと言える可能性が高いのです。そのようにして、物事の本質を掴む方法が学べるようになります。
 社会に出た時に、それが人とは違う働きが出来るようになる切っ掛けになる筈なので、是非とも子ども達には、歴史人物の調べ方を教えてあげて欲しいのです。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。  

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