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ノンサッチ自警団新聞/Vol.10

【2019年10月19日】Vol.10 “祝・Vagabonさんノンサッチ・デビュー💕そして、めっちゃかわいいスペシャルゲスト!“号

●オレンジ色のにくいやつ(昭和のひとしかわからない!古!)。2作目となるセルフタイトル・アルバムでノンサッチ・デビューを果たした独学系ガレージ・マルチ・インストゥルメンタリスト・シンガー・ソングライターのVagabonこと、Laetitia Tamko。1992年、カメルーン生まれ。13歳の時、ロースクールで学ぶことになった母親と共にニューヨークに引っ越してきて、そして17歳から教則ビデオを見て独学でマルチ・インストゥルメンタル奏者になり、ほどなくBandcampからVagabonの名でリリースを始めて注目を集める…という、まるでかぐや姫のような猛スピードで成長。その瞬間、瞬間に感じたことを、一刻も早く音楽としてカタチにして歌ってゆく。その即時性ゆえに生まれる躍動感もまた、ひとつの表現手段。というか。日本でいえばYouTuberを始めたとたんにメジャー・デビュー…みたいな体感速度に近いのかもしれない。とにかく、こういう女の子こそが、この時代に求められているスターなのかもしれないな…というのが、彼女の音楽に触れての第一印象だった。


●アルバムから初の本格的MV、「Flood」に続く2曲目のリード・トラック。


●この時からちょうど1年後、同じ曲をライヴで歌った映像。なんかもう、すでにぐっと進化している。めちゃ大人っぽくなっているー。わずか1年で、こんなに存在感がぐっと増すとは。とはいえ、やっぱりキュート。


●ちょっとさかのぼって、このアルバムから1年前の2018年。NPRのTiny Desk Concertに出演した時の鮮烈なパフォーマンスも忘れられない。この時点で25歳。

●まなざしが、すき。

●そして。今号は2本立て。シンガー・ソングライターの川村結花さんは、いつも当団をあたたかく見守ってくださっている団員同然(←個人の感想です。ご本人には未確認ですw)の方で、当紙で紹介されたアルバムをかかさずチェックしてくださっている。ありがたや。そして、ちょっと前に紹介したデヴェンドラ・バンハートの新作には、めっっっっっっちゃ感動しました…と、かわいいご家族のキボットはんがアルバムを抱えた写真を送ってくださったのだった。もう、あまりにかわいくてかわいくて、ただただそれを世界にご紹介したくて、唐突に愛読者コーナーをでっちあげてしまった次第。もぉ、ソファの赤とジャケットがさりげなくリンクしているところもおしゃれ。この号をInstagramに投稿したところ、米国ノンサッチ公式の中の人も「なんとかわいいスペシャル・ゲスト〜」と萌え萌えコメントをしてくれたのが懐かしい思い出です。このあたりからなんとなく、中の人とも淡い交流が生まれてゆくことになる。

あ、あかん、可愛すぎる。デヴェンドラさんにも見せてあげたい!


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