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ギター(7弦対応)変則チューニング【3】

※今回のは本当にメモ程度のないようです悪しからず

ギタリストにとって、「視覚的」にスケールやコードやフレーズを捉えることはとても重要な要素だと思っています。
「純粋に音楽的な良さを追求するなら、手癖や、運指上やりやすいことをやるなんてのは間違っている!そういうマッスルメモリー的なものは排除・解除しないと優れた音楽は作れない!」というのも、真理だと思いますし、基本的には賛成です。
一方、運指や身体の動作としてやりやすく自然であるようなものには、それはそれで注意を払うべきだと思います。
前者は思考・脳中心、後者は運動・身体中心と言えるでしょうが、両方合わさってこそ人間ですから。

というわけで、変則チューニングの奏法解説というニーズが不明な記事の第3回目です。
ちなみにchatGPTに、このチューニングのかっこいい名前を考えてもらったので、”Extended Chellophonic Tuning”(略称ECT)ということでしばらくいってみようと思います。

さて、今日はスケールについて考えてみました。

C major scale(omit 4th) = A minor scale(omit 6th)
F major scale(omit 4th) = D minor scale(omit 6th)
Whole Tone Scale (F,G,A,B,Db,Eb Group)

ギタリストの矢堀孝一さんが提唱されていた「ABCスケール理論」的な方法です。運指パターンが単純になるようにポジションをとっていく。上記はC運指だけ使うパターン。

さらに、「必ずしも指板全体使わないでもいい、部分的に覚えた方が使いやすい」ということもあります。それで、たとえばこんな、

青:D Dor、緑:G whole-tone、赤:C Lyd
青:D Dor、緑:G whole-tone、赤:C Lyd
青:C Ion、緑:G comb.of.dim、赤:D dor

こうして、フレーズというより「小さいポジションの連なり」としてコード進行にあわせたスケールチェンジを覚えていくのはどうだろうか、と考えています。


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