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「素」の自分論①

「素の自分」「素面」「素性」
「素」という言葉には、「ありのままの」というニュアンスがあり、
「素の自分」という言葉は、「ありのままの自分」という意味で使われている。

ありのままの自分ってなんだろう?自分探しの旅ってなんだろう?

今回の記事では、「ありのままの自分」の考え方に「素」という言葉から迫りたいと思う。(言葉遊び的な感覚なので、厳密な論には責任を負えない)

色々な「自分」論

ありのままの自分とは何か?については、既に多くの議論がなされてきた。

例えば、精神分析の研究者であったフロイトは、「わたし」というものを、超自我と自我とエス(イド)の3つに分けて説明した。

超自我=社会の中で生きていくために必要な価値観のようなもの。子どもの頃からのしつけや教育を受ける中で身につける倫理観や道徳観などから構成

エス(イド)=本能のまま、欲求のままに動く、いのちの衝動です。エスは創造性の源でもあり、人が生きていく上では非常に重要

自我=超自我とエスの調整役。自分の本当の欲求を意識し、時と場合を選んで実現していくという機能

引用)夢ナビ
https://yumenavi.info/lecture.aspx?GNKCD=g001430

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引用)Wikipedia
[https://ja.wikipedia.org/wiki/自我](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%88%91)

近年では、作家の平野啓一郎氏が分人主義を唱えている。

分人主義=一人の人間の中には、いくつもの人格(分人)があり、その複数の人格の集合体が一人の人間であるということ。

引用)[https://w-koharu.com/archives/18388#:~:text=「分人主義」とは,人間であるということ。&text=本当の自分は1,人)であるという考え方。]

分人


著書『私とは何か』
[https://www.amazon.co.jp/私とは何か――「個人」から「分人」へ-講談社現代新書-平野-啓一郎/dp/4062881721]




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