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東北CXシリーズ#5福島空港ラウンド【MM1】(2024-03-03)

初の東北遠征。福島空港ラウンドです。

前週の東海CXは、日帰り強行軍だったんですが、今回は宿をちゃんと確保して、前日試走もしっかり走ります。

ところが会場について一番コースに近い駐車場にクルマを止めたら、いきなりスタック。周りにいた方に押していただきなんとか脱出に成功。押して頂いた皆さん本当にありがとうございました。

一段下の空きスペース(レース当日はとめられません)にクルマをとめなおして、雪の降る中試走準備。

ほぼほぼ泥だったので、前回レースで調子のよかったvittoria TERRENO WETに交換して試走。
このコースはメインとなる上段部分とクニイキャンバーを挟んで下段部分の2段構成になっていて、ゴール前で最後に下段部分から上段部分への激登りを登らされます。
シングルスピードの方も何人か見かけたんですが、とてもギア比1.9でも完走できる気がしなかったので、レース本番は、ギア付きのFairweatherCXで行くことを決意。
今回のレースで一番大切なことは何よりも完走してポイントを獲得することですから、関東シングルスピード同好会といってもなりふり構ってられません。

今回の宿は、レース会場から約30分のところにある猫啼温泉式部のやかた井筒屋です。
こちらの源泉は、めずらしい放射能泉です。

若女将おすすめ!会津産馬刺し付プランで泊まったんですが、料理がどれも美味しくて、特に新鮮な馬刺しは最高でした。温泉ももちろん良かったです。

レース当日、朝の試走はキャンセルして、昼の試走で路面コンディションを確認します。

レース本番で使用する予定のFairweather CXは汚したくなかったので、スペアバイクにする予定のSvecluck Mudmanで試走しました。
Mudmanに履かせたTERRENO WETでも結構ズルズルしていたので、Fairweather CXの前後無印シラクだともっと滑るかもと若干不安がよぎります。

そうこうしているうちに招集時間になり、出走人数が気になります。
というのも22人エントリーで、DNSが3人以上出て出走が19人を切るとガクンと獲得ポイントが下がってしまうからです。
ところが、DNSが2人でなんとか出走20人をキープ。ポイント獲得のためにわざわざ東北まで遠征した甲斐がありました。
残留争い真っ最中という話をしたら、周りの方から自分は今シーズン降格関係無いんで、「いざとなったら協力しますよ」との温かいお言葉。

ということでスタート
なぜか今回、カメラマンがスローで撮影しています。

スタートして1周目のクニイキャンバー

上を選択する人と下を選択する人と、人それぞれで結構分かれます。

自分は最初から最後まで上のラインを選択。

轍に前輪をはめて、右脚でケンケンしながら滑落しないようクリアしていきます。

とにかく泥が深いので、なるべくコースの端の草の部分を選んで走ります。
それでも重馬場のコンディションに体力を奪われていきます。

下のキャンバーは1周目こそ混雑していたので降車してますが、単独走になってからは乗車したままのほうが早いので、乗車でクリア。

忍者返しは途中まで乗車にチャレンジしている人もいましたが、自分は最初から迷いなく担いでました。

周りに人がたくさんいるうちはまだ良かったんですが、たんだん人が少なくなってくると、登るのも辛いだけになってきて、心が折れそうになりました。

ゴール前下段部分からの激登り。写真と動画からその斜度と辛さが伝ってくるでしょうか?

シケイン越えとその後の登り下りの処理も、動画だとえらい遅く感じるんですが、これでも全力とやっているつもりです。

気がつけば背後からトップの選手が…

圧倒的なスピード差で、一瞬にして抜かれます。

激登りもケタ違いのスピードで登っていきます(後ろでは「これでもう最後だ!」と内心喜んでいます。)。

最後の激登りをしっかりと噛み締めながら登り、ラップダウンで無事ゴールしました。

結果は19位で21ポイント獲得!

レース前の残留ラインとのポイント差が20ポイントだったので、残留ラインまでのポイントはなんとか獲得、かと思いきや、世の中そんなに甘くはなくて、残留ラインが上がって、5ポイント差で降格圏内のまま。

今シーズンはこのレースで終わりにするつもりだったんですが、まだまだシーズンが続きそうです。

今回は1泊2日の旅だったので、観光とおいしいものを食べてきました。

まずはこちらの小峰城址

とにかく石垣が荘厳で素晴らしい。

その石垣は、東日本大震災での被害もあったんですが、見事に修復されていました。

白河といえばラーメン。
今回は、手打中華すずきに行ってきました。

実は最初とら食堂に行ったんですが、開店直後ですでに駐車場は満車で、おそらく1時間以上の待ちの覚悟が必要と思われたので、開店時間前だったこちらに向かうことに。

開店15分前に到着し、先客は5〜6組ほど。
1巡目で入店し、約30分ほど待って着丼。

こちらが手打中華大盛り

こちらが手打チャーシューメン

コスパを考えると、手打中華大盛がおすすめ。

白河ラーメン自体を食べるのがたぶん初めてだと思いますが、すっきりしたスープの中に深い味わいが感じられ、平打ちの手打ちの麺がこれまたスープとの相性が抜群で、また食べたくなるラーメンでした。

そして試飲してお酒を選べるので、こちらの千駒酒造へ

いろいろ種類がありましたが、試飲した結果、こちらの純米吟醸うすにごり白 -かしこみもうす-を購入。

福島の新しい酒造好適米である「福乃香」を使用しており、味、香りともに非常にバランスの良い酒です。

最後は、矢吹町のハッピーベリーへ

こんなところに、というと失礼な言い方かもしれませんが、このお店だけちょっと別世界という感じで、お客さんがひっきりなしにやってきます。

ロールケーキもいくつか種類がありましたが、一番スタンダードなハッピーロールを購入。
非常にシンプルなロールケーキなんですが、いままで食べたロールケーキの中で一番美味しかったんじゃないかと思いました。

他のお客さんがみんな購入していたので、ソフトクリームも購入。こちらももちろんハズレなし。

開催日:2024年3月3日
開催場所:福島県石川郡玉川村岩法寺上竹 福島空港公園 空のふれあいエリア
リザルト: MM1 19位 / 95%
路面状況: ウェット(土6、草4)
使用機材:Fairweather CX
タイヤ:(F) IRC SERAC CX TLR/ 1.50bar (R) IRC SERAC CX TLR/ 1.60bar
LAP TIME:1周目 11:30 2周目 12:06 3周目 12:43

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