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住まいの防犯対策1 玄関ドア

特殊詐欺事件は相変わらず多発している中、
強盗事件まで多発しているというニュースを聞くと、
日本も物騒になってきたのだと実感しますね。

事件を未然に防ぐには、
「自分だけは大丈夫」
と言う自信だけでは対応出来ませんので、
出来ることから対策していきませんか?

私は防犯のプロではございませんが、
工務店目線、建築士目線、で住まいに関する防犯対策を
情報発信したいと思います。

大前提の防犯対策は鍵を締めること

まず一番大事なのは、侵入させないことです。
その為には、開口部はなるべく施錠することが大切です。
特に、住人が常時いない場所、
玄関や勝手口などは在宅時でも施錠しておくのが良いと思います。

また、ちょっとした外出、
ゴミ捨てや庭の掃除、などでも
なるべく施錠する習慣をつけると良いと思います。

ご自分では施錠し忘れてしまうようでしたら、
オートロック機能付きの玄関ドア
もございますが、
リモコンキーやカードキーなどの管理をしっかりするなど、
別の気づかいが必要となるのでご注意ください。

開けづらいという防犯対策

最近では、
2ロックの玄関ドアが一般的ですが、
昔のドアや引戸は1ロックでした。

古いタイプのドアは新しいタイプに交換するか、
または、ホームセンターなどで後付け錠を取り付けるか、
して鍵を増やすのが良いと思います。

また、鍵自体もディンプルキーなど、
ピッキングなどがしづらく、
複製しづらい鍵へ変更するのも
開けられにくくするためのポイントです。

住人の方も2つ鍵を開ける手間があったり、
合鍵を増やす場合に製造メーカーへ依頼しなければならないなど
の手間が生じますが、
その分、侵入しようとする者も時間が掛かるようになり、
侵入をあきらめる可能性が増します。

割れづらいという防犯対策

玄関もたっぷりと日光を取り入れたい、
と大きなガラス入りのドアや引戸を設置した場合、
いくら施錠しても、
ガラスを割られてしまうと、
そこから手を伸ばして、簡単に鍵を開けられてしまいます。

割れづらい防犯性の高いガラスや
人の手が入らないサイズのガラス、
格子の設置、
など、明り取りと防犯性のバランスを見ながら選択してください。

とにかく、侵入者が侵入しづらくすることが有効ですので、
日頃から防犯意識を高めていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。