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その時、どう行動するか

先日の台湾で発生した地震により、沖縄県でも津波警報が発令されたというニュースを見ている中で、高台へ避難した方のインタビューがとても印象的でした。

避難訓練の時に「とにかく高い所へ逃げる」ことを徹底して言われていたので、警報が出てからすぐに行動できた

その時の行動が運命を左右するかもしれません。


■やらないよりやった方が良い

1、訓練していないことはいざという時に出来ない

ぶっつけ本番に冷静に行動することは非常に難しいですよね。
それが、災害にもなればなおさらです。

学生時代には避難訓練を定期的に実施していたので、
どこに避難するのか、何をして良くて、何をしてはいけないか、
などを何となく頭と体が覚えていました。

しかし、大人になると訓練などは全く行わなくなりますので、
いざという時に適切な行動を起こせるでしょうか?

2、災害が起きてから物資を集めても遅い

災害が起きると周辺の商店から商品が消えていきます。
慌てて購入する方々が群れるからです。

様々な不安から買占めも横行するのでしょうが、
自分さえ助かればと言う行動が更なる被害拡大につながる可能性もあります。

『ローリングストック』と言う備蓄方法が最近注目されていますので、うまく生活の一部として取り入れてみてはいかがでしょうか。

3、不要な物は処分する

地震による被害は家の倒壊だけではありません。
家具の転倒、物の散乱、などによって怪我や避難の妨げになることあります。

物をきちんと管理、維持、出来ていないことによって被害を拡大してしまう可能性があります。

大きな揺れが起きた際に、
どんな危険があるかを想像してみてください。

特に、大きな物、割れる物、などは危険性が高いので、
危険な芽は摘んでおくのが良いと思います。

4、分電盤を確認する

避難する際には分電盤のブレーカーを下げておく

ことが推奨されています。
通電火災など、電気関連の火災を防ぐためです。

最近は停電が少なくなったこともあってか、自宅の分電盤の位置をご存じない方も増えているようですので、せめて場所と中身がどんな風になっているかを確認しておくと良いと思います。

5、二階に寝る

一般的に、建物は下階に行くにつれて地震の被害が大きい傾向があります。
下階の方が支える重量が大きくなりますので、損壊する危険性が高まります。

そのため、上階で就寝した方が被害が軽減される可能性があります。
特に、耐震補強を実施していない戸建て住宅の場合には上階での就寝をお勧めいたします。

■地震は定期的に発生するものではない

前回の大地震から何年経とうが、発生確率が何%であろうが、
自然災害は起こるときには起こりますし、同じ場所で発生することもあるかもしれません。

つまり、備えておいて悪いことはないということです。
出来ることから始めましょう!

■最後までお読みいただきありがとうございます