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住まいの防犯対策3 塀

特殊詐欺事件は相変わらず多発している中、
強盗事件まで多発しているというニュースを聞くと、
日本も物騒になってきたのだと実感しますね。

事件を未然に防ぐには、
「自分だけは大丈夫」
と言う自信だけでは対応出来ませんので、
出来ることから対策していきませんか?

私は防犯のプロではございませんが、
工務店目線、建築士目線、で住まいに関する防犯対策を
情報発信したいと思います。

低い塀という防犯対策

まず一番大事なのは、侵入させないことですが、
自宅の敷地内にご家族以外を全く入れないようにするためには、
敷地を塀で囲んだだけでは効果は薄いです。

人力では登れないような
塀の高さがあれば良いですが、
一般家庭に設置するような塀の場合には、
センサーでも設置して、
侵入者を察知することでもしない限り、
塀では侵入を防ぐことは困難です。

むしろ、
一度敷地内に侵入してしまえば、
高い塀によって外部から見られることなく、
ゆっくりと作業できるようになってしまうので、
高い塀の家こそ狙われやすいかもしれません。

密度の高い生垣でも同様です。

歩きづらい塀という防犯対策

塀は自分の家だけでなく、
隣接するお宅ともつながっていますので、
別の場所から塀を伝って侵入することも出来ます。

塀の代わりにフェンスなどにすれば、
乗り越えることは出来ても、
フェンスの上を伝って歩くことは出来ませんし、
乗り越えている姿も見ることが出来ます。

侵入経路を増やさないことです。

片づけるという防犯対策

家の周りに放置してあるものが、
侵入者に塀やフェンスを乗り越える補助となって
しまう可能性があります。

家の周りを片付けて、
踏み台になるようなものを無くし、
周囲からの見通しを良くしておきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。