リフォームは見積書が大事
耐震リフォーム
省エネリフォーム
水まわりリフォーム
メニューのようにリフォームにも色々と種類がありますが、
リフォームとは、
家の建て替えや新築以外の工事を総称したような造語ですので、
修理修繕などの小規模のメンテナンス以外は殆どがリフォーム工事と言えると思います。
リフォームメニューだけでは分からない
レストランで「ハンバーグ」を注文した場合、
メニューに掲載されたハンバーグの実際の写真を見れば、
どんな形、大きさ、付け合わせは何か、セットは何が付いてくるか、
細かな文字まで見れば、
ハンバーグのお肉はどこの産地のものか、
など詳しい事が分かりますので、安心して注文できますよね。
味については、さすがにメニューからは分からないので、
実際に食べてみるしかありません。
一方、リフォームのメニューはどうでしょうか?
メニューでおおよその方針(どこをリフォームするか)は分かりますが、
内容までは分からないことが多いと思いますので、
必ず確認が必要なのが「見積書」です。
見積書を読み解く
見積書には、リフォームなどの工事を行うに当たり、
どんな材料を使用してどんな工事を行う
かが記載されていますので、
工事を行う前には必ず確認しなければなりません。
見積書に書いていないことは工事の範囲に入っていませんし、見積書に書いて無い材料は使用しないので、
「ここまでやってくれると思っていた」
「使う材料はこれだと思っていた」
と言うことが無いようにしっかり確認してください。
見積書の総額しか見てない
見ても分からないから見積書の明細は確認しない
相見積でたくさん見積書があるので見てられない
大切なご自宅の工事に必要な情報が詰まった見積書ですので、
このようなことが無いようにしてください。
見積書に書ききれないこと
見積書をよく見てください
と言いましたが、
実際には見積書には全て書ききれないことも多々あります。
特にリフォームの場合には、
既存を壊してみないと分からないことがたくさんあります。
それでもこれまで培ってきた経験や知識で想定した内容のリフォーム計画を立て、見積りをするのが私たち工務店の仕事なのですが、想定外のことも良く現場では発生します。
弊社では、自社大工が施工し、自社で木材を加工できますので、(あくまでも、ご依頼いただいた工事に関して必要となる部分に限りますが)
現場で起きたイレギュラーにもすぐに対応してきました。
しかし、見積りに書いていないことはお客様からご注文いただいた内容ではないので、全てをサービスで実施することは出来ませんので、依頼内容とは関連がない部分でのイレギュラーについては、お客様とご相談の上、今回の工事の中で対応するか、別の時にするか、そのままとするか、を決めます。
内容が薄い見積書の場合、
この辺りの線引きが非常にあいまいで、
何かあるごとに追加・変更が発生したり、
イレギュラーは全て見て見ぬふりをしたり、
しているようにしか見えない対応を取られることがありますが、
それも見積書通りと言えば、そうなので、やはり、
しっかりと見積書を見ておくのが望ましいです。
複数社で競わせて安くしようと試みた場合には、
よりしっかりと見積書の内容を読み解いていくのが肝要です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。