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リフォームしてお金の貯まる家を造る

リフォーム工事にはお金が掛かりますが、
リフォーム工事には、
その後もお金が掛かるリフォーム

その後はお金が貯まるリフォーム
があります。

その後もお金が掛かるリフォームとは?

それは、

  • 定期的なお手入れが必要

  • 光熱費が変わらない(または、以前よりも掛かる)

  • メンテナンスのサイクルが短い

などです。
きれいになったのは良いが、お手入れが頻繁に必要であれば、
自分でやるにしても労力とお金が必要ですし、人に頼んだらもっと掛かります。

光熱費が変わらなければ、これまで通りの出費が続きます。

メンテナンスのサイクルが短いと、出費のスパイラルにどんどんはまっていきます。

その後はお金が貯まるリフォームとは?

それは、

  • お手入れが楽(またはメンテナンスフリー)

  • 光熱費が削減できる

  • メンテナンスのサイクルが長い

と掛かる方の逆です。
お手入れが楽と言うのは、水回りなどでも掃除の頻度などが変わりますので、お手入れ以外の事に時間を有効に使うこともできます。

光熱費が削減できるということは、一日当たりは少額でも積み重ねれば結構な額の差が出ます。

メンテナンスのサイクルが伸びれば、その分だけ家計も余裕が出来ますので、メンテナンス費用を蓄えやすくなります。

お金が増えるのではなく、出費が減らせる住宅にするということです。

リフォーム後のお金に差が生まれる訳

実はそれにはそんなに違いはありません。
今から実施するリフォーム計画が
「今だけ」を考えているのか、
それとも
「将来のこと」まで考えているのか、

が分かれ道となります。

具体的には、
工事費用を抑えるために、
どこまで省くかについての違いだと思います。

相見積など、価格で競合している場合、
各業者はとにかく工事金額を下げる努力をしますので、
将来よりも今を重視します。
その為、省けるものは極限まで省こうと考えるの通常です。

その結果、
リフォーム後に頻繁にお手入れやメンテナンスが必要となったとしても、
それがその時のお施主様のご要望、
だと考えてもおかしくは無いと私は思います。

今のことだけ考えても良い

将来と言っても、人の寿命だけではなく、住宅にも寿命がございますので、
ご家族のその後の暮らしと共に、
この住まいとどのように過ごしていくのか
を考えて計画するのがお勧めです。

例えば、
築年数が50年を越えた木造住宅で
将来を見越したリフォームをしようと考えますと、
大掛かりな工事となるケースもありますが、
それが、必要かどうかはご家族ごとに異なります。

誰も引き継ぐご家族・ご親戚がいない住宅を快適にリフォームするのはもったいない、
と考えるのか、
誰も引き継ぐご家族・ご親戚がいない住宅だが、住んでいる限りは快適に暮らせるようにリフォームする、
と言う考えもあると思います。

お金が貯まるリフォームの具体例

  1. 光熱費が抑えられるように省エネ性能の向上させる

  2. メンテナンス費用が抑えられるように耐久性の高い素材を使う

  3. 特殊な設備ではなく、修理や交換しやすい普及している製品を選ぶ

ガス代、灯油代、電気代が上がり続けている今は光熱費を抑えることは家計にとって重大な要素です。
太陽光発電などの創エネも大切ですが、
まずは消費を抑える省エネ設備機器や住宅本体の断熱性・気密性の向上を
優先して実施するのが長く恩恵を受けられるポイントです。

メンテナンス費用は定期的に掛かるものですが、
リフォームの内容によっては
その後のメンテナンスがより増加する場合がございます。
設備の高性能化(オンライン・センサー など)は便利な反面、
メンテナンスはこれまでよりも掛かると考えられます。

上記とも関係しますが、
形あるものは必ず劣化し、修理や交換が必要となりますが、
その費用は物によって変わります。
特殊なもの(海外製、限定品 など)ほど上がる傾向があります。

しかし、普及品であっても、
近年はメンテナンス費用(メーカーによる修理交換など)は増額傾向にあるので、以前よりは効果が期待できなくなっています。

住まいは資産であると同時に、
お金のかかる所有物でもありますので、
どのように運営していくか、
自分なりに考えつつも、頼れるプロと相談しながら、
無理なく、健全に保ち続けていただきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。