緊急支援！反逆Fes -extra-「NO WAR -SAVE UKRAINE-」無事終幕したことを報告します。

準備期間もほぼない中、趣旨に賛同してくれたアーティストの皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、太陽と虎のスタッフの皆さん、配信を見てくれた皆さん、ご来場してくれた皆さん、情報拡散してくれた皆さん、この短期間で数多くの気持ちが集まってイベントが開催できたと思っています。
本当にありがとうございました。

イベントの冒頭部分でステージでも話したことと重複はするのですが、ここでは今回のことのあらましを少し話したいと思います。

5月の中旬に今回の会場にもなった太陽と虎の園長風次くんから「今神戸でこんな募金（ウクライナから神戸市内への避難者を支援するための募金）やってるんやけど、なんかできんかなぁ？」と直接相談がありました。

俺は日も迫ってるし、今から何かやるのは正直現実的じゃないとその時は思ったのですが、「今やからやらなあかん気がするねん」と言われた言葉が胸に刺さって、次の日早速ニュースや今の戦争の情勢を深く掘り下げて調べました。

たしかに戦争反対とは思ってはいても、行動しなければ戦争を黙認しているのと一緒じゃないか。
これで何もやらんかったら、何のためにパンクバンドなんかしてんねん。

出した答えは「反逆Fes」開催。
武装衝突にとっては反逆Fesって毎年一番気合入れて作っているフェスでそれを銘打つ覚悟を持ってやろうと思いました。

そこから太陽と虎全面協力の元、アーティストへのオファーや、ボランティアスタッフの募集、イベントの流れや会場セッティング、賛同してくれる参加者への投げかけ等々やることはこの短期間で山積み。
チャリティーイベントの為、来場者や配信を見てくれてる人含め、ほんまに気持ちがある人と一緒にやりたかったし、すごい熱量を持ってイベント当日まで突き進んでいきました。

表立っては俺が頭としてやったのだけど、裏では風次くん（太陽と虎）も一緒にずっと動いてくれていて、自分が至らぬところアドバイスやオファーやなにより行動してくれました。
自分自身いろんなことを勉強させてもらい、気づかせてもらいました。

結果、太陽と虎をはじめ、賛同してくれた全ての皆さんのおかげでピースフルなめちゃめちゃ素敵なイベントになったと思うし、終わった後やらせてくれてありがとうございましたって言葉が素直に出てきました。
集まった募金は近日しっかり報告させていただきますのでしばしお待ちください。

このイベントの意味って募金を集めてウクライナを支援することは勿論なんやけど、参加者のみんなで平和について今一度考えようぜとか、身寄りもなく神戸に放り出されたウクライナの避難者に「神戸にはこんな奴らがいるねんで、だから人生まだ捨てたもんじゃないで」って伝えることだと思います。

それはお金以上の価値があるんじゃないかなと思うもん。

今回はその一歩。

今回の反逆Fesにかかわってくれたすべての皆さま。
勇気のあるアクションを起こしてくれて本当にありがとうございました。

今ならでっかい声で言えます。
「戦争反対」

武装衝突Vo / 反逆Fes実行委員長　煤城ダイ