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自分に合った傾聴力の高め方

会話は、感情と情報のやりとりが同時に行われると思っている。

日常の会話では、基本的には感情が重視されたやりとりになるので、「やばい」や「かわいい」といった曖昧な表現でも、なんとなく感情が通じていればいい空気感となる。
ビジネスシーンでは、情報のやりとりがメインになるので、感情は後回しになる。必要なのは正確性だ。
聞いた内容を正確に把握して受け答えする技術が求められる機会が、ビジネスだと多い。

今日、現場で突如電話が鳴り、上司と会話をした。
ぼくの誤りを注意する内容だったのだが、その内容が少し複雑だったのと、緊張してしまう上司という二つが重なってしまい、焦ったからなのか、内容を完全に理解することができなかった。
その場では、わかったふりをしてしまって電話を切り、後で冷静に書き出して、内容を理解した。

聞く力は、ぼくにとって弱点と言ってもいいレベルで駄目だ。
何とかするために、相手の言ったことを、得意のタイピングで全て文字に起こして、耳じゃなくて目で聞く方法をとっていたのだが、これは根本的な改善策ではない。
このままじゃいかんと思い、帰りの電車で色々と調べた。
これかなぁと思う原因をピックアップした。

  1. 意識が自分に向いている。

  2. ワーキングメモリーが低い。

1.について、意識が相手でなく自分に向いていると、どうやら話は入ってこないようだ。
自分の疑問点、自分のアイディア、自分の緊張、そういったものが生まれても、一旦置いておき、常に相手に意識を向け続ける事が必要。相手に意識を向け続けるコツとしては、表情と内容に意識を向けるのがいいらしい。
また、ストレスを感じていると、他人よりも自分自身を何とかしたいと思ってしまい、意識が自分に向いてしまうようだ。
だからリラックスした雰囲気であれば話は入ってきやすいのかもしれない。
一旦解決策をまとめておこう。



[解決策]

  • 相手に意識を向け続ける。そのために表情と内容に意識を集中させる。

  • リラックスした状態で会話できるようにする。


2.「ワーキングメモリーが低い」については難敵だと思っている。
ワーキングメモリーとは、脳の重要な機能で、ずっと覚えている記憶のことではない。
少しの間だけ頭にとどめる記憶と、その記憶を使う脳の機能がワーキングメモリーだ。
人は無意識にこの機能を使って生活している。
例えば料理では、レシピを頭に留めて、手順を考えて調理をする。
スポーツでは、相手の動きを頭に留めて、次の行動を決める。
ぼくが会得したい上手な会話でも、相手の言葉を頭の中で維持をして、理解しながら受け答えを考える。
これら全てにワーキングメモリーという脳の機能が使われている。

これを鍛える方法は色々とあったのだ、3DSの「ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング 」が自分に合いそうであった。
育児でなかなか自分の時間が取れない中で、これだったら電車の中でも行える。
ブックオフで500円ぐらいで入手した。

実は半年程前まで、継続して行っていたのだが、距離を置いてしまっていた。
理由は覚えていないが、このゲームの記録を見ると、大体この日記を始めたタイミングで距離を置いている。
日記を書くのに少し慣れてきたので、また始めてみよう。


[解決策]

  • 3DSの「ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング 」をやる。



こういう自分の欠点を直そうと思った時に、脳内で流れる音楽がある。

「変えられないものを受け入れる力
そして受け入れられないものを
変える力をちょうだいよ」

ヒッキーこと宇多田ヒカルの「Wait & See 〜リスク〜」の歌詞の一部だ。
実は傾聴力の無さはもう変えられないから受け入れるしかないかなぁ、とだいぶ前に一度諦めていた。
だが、やはりこれは受け入れられない。
変える力ちょうだいよ、って思う。

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