人生は競争。弱いやつは普通に淘汰される。

私たちが生きているこの世界の基本は適者生存と弱肉強食です。

与えられた環境の中で適応できた生き物は勝者となり生き残って子孫を残す。
これは人間社会も自然界でも同じことです。

私たちの生きる資本主義社会においては会社も同じような生存闘争に晒されています。
競合他社との競争に勝って魅力的なサービスを提示できなければ売り上げは上がらず、収益を上げられない企業は一瞬で淘汰されます。

会社に雇われる一般サラリーマンもそうです。
スペックの低い者、自己アピールの下手な者は面接で弾かれます。
仕事で実績を上げやらない者は社内で昇進も望めませんし転職市場でも評価されません。
恋愛市場でも容姿の劣った者、コミュ力のない者などは相手に恵まれません。

私たちの生きる世界は生き残りを賭けて多数のプレイヤーがしのぎを削るサバイバルです。
幸い現代社会では人は他の人間や動物に殺されたり飢えたりして死ぬことはなくなりました。
ですが争いは終わりません。
今は死ななくなった代わりに自分のパートナーを見つけて子孫を残せるかという競争が苛烈になっています。

少子化が進んでいるのは誰もが知っていることですが、それは別の見方をすれば子孫を残すための競争が激しくなっているということです。
男女の生涯未婚率は年々上がってますし、出生率も下がっています。
今は誰でも結婚して子供を育てられるような社会ではないのです。

弱者男性というワードを近年よく聞きますが、男性の場合年収が高い人ほど結婚しているというデータが如実に出ています。
年収とは資本主義社会における勝利の証です。
低年収でも結婚している人もいますがそういった人は容姿に優れていたりコミュ力があったり金以外の戦いで勝利しているものだろうと思います。

女性であっても弱者でない強い男ほどすぐにパートナーを見つけてしまいますから、そういった男を奪い合い日夜メイクやダイエットなどでしのぎを削っています。
ですが一夫一妻制が基本の現代社会において上位の男と番になれるのはごく一部の女性だけです。
男も女も競争に勝ち残られねば理想的なパートナーを手に入れて子孫を残すことはできません。

これだけテクノロジーが進歩し社会が発展したところで弱肉強食、適者生存の自然界の法則は人間社会おいても圧倒的なパワーを持っています。
この地獄を生き残るためには環境に適応し強くなる他に方法はありません。

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