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セミリタイアと孤独

社畜が嫌すぎて自分はセミリタイア系のブログをよく読んでます。
最近気づいてしまったのですが、結構な割合でリタイア者って病んでるんですよね。

普通、苦しいはずの労働から解放されて毎日好きに過ごして良い自由が手に入ったと思えば病む理由なんてないですよね。
会社でうつ病になったり適応障害になったりしている人はたくさんいますが、そうした地獄から逃れられたのがリタイア者のはずです。
そんな彼らが病むのはなんでなんでしょうか?

最近読んだスウェーデンの精神科医のアンデシュ・ハンセン氏のストレス脳という本にその答えが書いてありました。
結論から言うとセミリタイア者が病む原因は孤独だと思います。
ストレス脳によると1日孤独でいるとストレスでタバコ14本分のダメージを受けるそうです。

基本セミリタイア者は仕事を辞めて1人で暮らす人がほとんどですがそうするとベビースモーカーレベルのダメージを毎日負うことになるわけです。
そりゃメンタルぶっ壊れてもおかしくありません。セミリタイアで労働の苦痛から逃れたあとはいかに社会参加できるかが問題となってきます。

データによると未婚女性は結婚している女性よりも寿命が長いですが、独身男性は結婚している男性よりも早死にします。

一般に女性の方が友達を作ったりコミュニティに所属するのが得意だと言われます。
独身男性は孤独のストレスで早死にしてしまうのかもしれません。

セミリタイア後はソーシャルスキルが重要になってくるのだと諸先輩方を見て学びました。

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