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戸建て住宅用の代表的な屋根材について

前回と同様、太陽光架台の設計開発を手がける上で、屋根構造以外にも様々な屋根材の理解は欠かせません。
そこで本記事では、戸建て住宅の代表的な屋根材の種類を解説し、各屋根に適した弊社の架台をご紹介させていただきます。

●屋根材の種類

引用:日本屋根経済新聞(令和元年データ)

屋根材は主に「瓦」 「化粧スレート」「金属屋根」「アスファルトシングル」の4つに大きくわけられ、それぞれデザイン、耐久性、施工方法等、様々な特徴があります。
日本の屋根材を取り巻く市場環境が様変わりし、近年では金属屋根のシェアが拡大しています。

●瓦

瓦は古くからある伝統的な屋根材で、既存の住宅で最も多く使用されています。材質は主に粘土(陶器)瓦が多く、その他に金属・セメント・石等があります。粘土瓦はその他の屋根材に比べ高価ですが、耐久性・断熱性にとても優れています。形状は主に、JIS規格で定められたJ型(和瓦)、F型(平板瓦、M型含む)、S瓦等があります。
2021年には瓦のガイドライン工法が改訂され、緊結方法が強化されました。
詳しくはこちら

●化粧スレート

化粧スレートはセメントにパルプ(繊維素材)を混ぜて薄い板状にした屋根材です。瓦に続き、一般的に広く普及している屋根材の一つとなります。
軽くて施工性が非常に高いことが特徴にあります。

●アスファルトシングル

アスファルトシングルはガラス繊維をアスファルトでコーティングし、表面に石を吹き付けたシート状の屋根材です。
シート状でやわらかいため、軽く、割れにくく、錆びないのが特徴です。

●金属屋根

金属屋根は耐久性に優れたガルバリウム鋼板が登場したことにより、近年普及が広がっている屋根材です。戸建て住宅の多くに、縦葺き(たてぶき)と横葺き(よこぶき)が用いられています。
最近では表面に石粒を付着させた石粒付き金属屋根や、裏側に断熱材が付いた断熱材一体型などもあります。

●屋根材に適したダイドーハントの太陽光架台

弊社では瓦・化粧スレート・アスファルトシングル・金属屋根などあらゆる屋根材に適した太陽光架台を揃えております。

 → 支持金具、支持瓦、アンカー金具
化粧スレート → ショートラック
アスファルトシングル → シングルベース金具 
金属屋根 → 立平(DT)、横葺(DY)、
       ストーンチップ鋼板屋根(かぶせ)金具(DK1)
※屋根材の形状・寸法によっては取付かない場合がございます。
詳しくは、弊社HPをご参照ください。

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公式HP:https://daidohant-solar-eco.com/

株式会社ダイドーハント ソーラー・エコ事業部
〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1丁目12番38号 江坂ソリトンビル3F
TEL:06-6190-9936 FAX:06-6190-9939

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