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選ぶに悩む/アゲハの幼虫 我が家のにょきにょきちゃん


息子にまつわる『選択』にいつも悩みます。


・子どもの意思がからんだもの
・現状から未来を見据えたもの

こうしたものの選択を、息子自身は言葉にならずとも実際どう思い、どう感じ、その選択により将来どうなるのだろうかと、なかなか自分なりの考えがまとまりません。


小さなことだと
例えば、公な写真の使用許可。
息子たちの所属する先々で必ず聞かれます。


我が家の場合、写真が研究材料として使用される以外は基本的に不可で通していました。
長男の幼稚園卒園までは。


現在も写真使用への考えは変わらずにいますが、長男の入学後、小学校で都度都度先生からクラスにカメラマンが入ることへの承諾のやりとりがあり、そのやりとりへの葛藤や、先生方の手間暇をおかけしてまでも拒否し続けるべきことなのかと悩んだ挙句、結局、学校側への意思表示としては『不可』にしたまま、実際は写真の使用を許可するという随分と迷走した方針を取っています。本当にぶれぶれです。



悩みすぎて、その対象がはたして自分が時間を割いて悩むに値することなのかどうかすらよく分からなくなることもしばしば。
この子たちを守れるのは私(夫)しかいないという責任感と、選択することで生じる子への責任を負うことが怖いのだと思います。

みなさん、どうされているのでしょう。


子の他に、いま家族が置かれている環境や状況、親の性格や能力、キャパシティもあるので、それぞれ結論を出す過程が異なると思いつつ、選択への確固たる信念と自信がなく、各ご家庭の思考過程が気になります。



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今年の冬、次男が鉢植えに埋めた柑橘系(ミカン?)のタネが発芽、成長し、アゲハチョウの卵がいつの間にか孵化していました。

『にょきにょきちゃん』
次男が命名しました。


まだまだ苗が小さいため、先日虫かごに移し替えました。幼虫の飼育だなんて20数年振りです。
当時小学生だった私は、日に日に大きくなる幼虫の姿がどうしてもダメで、途中から友人に飼育をお願いしていました。
なので、数十年越しの再チャレンジです。
息子たちのおかげで当時は生理的に無理だった幼虫が、いまはなぜかとても可愛らしく思え、不思議と愛情を持って育てられています。


最初二匹でしたが、虫かごに入れる前に一匹いなくなってしまいました。
大事に育てたいと思います。



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