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ずっとおそばにいてほしいコテンラジオ

私になくてはならないコテンラジオ。
特に、最近配信されたコンテンツ『みんながみんな主人公!いいかねPaletteを引き継ぎし男の野望』聞いて、めちゃめちゃ安心しました。

「感覚的にいいなって思ったことをやるだけ、そして、暮らす人たちの営みを最大化する。」
この言葉に浸りたくて何回聞いたことか。

やりたいことやったらいいよって背中を押してもらえてることへの感謝の気持ち、そして、たくさんの人にも聞いてもらいたいコテンラジオのこと。いつかどこかで誰かに届くかな。
書いてみま〜す。

モヤがうっすら晴れたワンコの散歩

2年前。
友人がコロナになりました。
その友人は、実家と旦那さんの家との2拠点生活。
実家には高齢の母上がいるので、旦那さんの家でしばらく過ごすことになりました。
そこで問題になったのは、実家で飼っている犬の散歩。
ちょうど母上が心臓の手術をしたところで無理はさせたくないと、「ごめんやけど、犬の散歩お願いできんかな・・・」って連絡が届きました。

友人の家は、私の家から車で片道50分ほど。
20分ワンコと散歩して、50分かけて帰ってくる、往復2時間のコース。
このお願いに、「もちろんいいで〜!」って答えられたことがとても気持ちよく、なんだか心が晴れていくようでした。

新し仕事は、「楽しい!」から「モヤモヤ・・・」に

私は、30代前半から、畑仕事や洋裁をしつつ、育てたものを直売所で、製作したものを知り合いのお店で売らせてもらうなどしてマイペースに暮らしてきました。
何か新しいこともしてみたいな〜という気持ちと、ちょうど連れ合いさんが病気になったことで生活していくお金が気になったのと、この2つの理由から、個人事業主が集まるチームで仕事をしてみることに。

チームでの仕事は、パソコン1つあればできるいわゆるテレワークの仕事。
「この仕事引き受けてくれませんか?」とお仕事の依頼があったり、「地域の課題について話し合う会をするから来ませんか?」とリアルのコミュニケーションの機会があったり。
「今より何かスキルをつけて、今より1歩前へいけるように努力してください」そういう言葉にも、ふむふむ大事よね〜って思っていました。

新しい人との出会いや初めてのことってすごく楽しくて、最初は来るもの拒まず、「やります!」「行きます!」とあれにもこれにも手あげていました。
ライティング頑張りたいから、仕事でなくてもたくさん書いて、本を読む時間もちゃんと確保して、スキル高めていきたいなと前のめりに取り組みました。

当然のことながら、仕事の量も出かける日も多くなってきます。
ちょっとしんどいけど、みんなも忙しいから私が断ると誰かに負担をかけてしまう・・
とにかくこの仕事を今日中に終わらせないと、後の作業もあるはず・・
そんな感じで1年近くが経過。

ずっとマイペースにやってきた私には、誰かのペースであれもこれもは無理だったようです。
やらなきゃいけないことで頭がいっぱい、出かけてばかりだから家のことも疎かになり、畑は草がボーボー、洋裁の部屋は締め切ったまま。家族との会話もそぞろで、いつも重い何かが胸にあるようでした。

ふわふわしてる。
地に足がついてない。
これはヤバイ。

「なんかモヤモヤする。私が断ると誰かの負担になっちゃうかもだから心苦しいけど、がっつり仕事しなくても生きていけるから、もっとのびのび楽しく暮らしたいです。」
その時はこんなことを言った気がします。感情先走りタイプ。笑

若い頃はもっとバリバリいろんなことをやれてたやれてたと思います。
同僚の仕事を「やってあげるよ〜」ってホイホイやってたし、接客の仕事もスピード感に乗ってこなせてました。

そんなバリバリの時代から20年近く経ち、もう50歳目前。
できないことは増えてくるし、のんびり暮らしていた期間が長いからスピード感もない。
もっとできると思っていたけど、思いの外いろいろできなかった。
自分のこと過大評価していて、頼りにしてくれる気持ちに応えたいって思いだけが強かったええ格好しい。
それがモヤモヤを作り出してた気がします。

うっすら晴れたモヤから考えてみた、私が本当にやりたいこと

感情ぶつけただけの言葉を汲み取ってくれ、私の許容範囲に仕事が収まり出し、程よくペースをつかみ出した頃に届いた友人からの「犬の散歩お願いできんかな・・・」。
行けるって即答できた自分が嬉しい。
前の私なら行けてなかった。
友人をホッとさせてあげられて私はすごく満たされてる。
これが本当に私のやりたいことなのかも。

もうちょっと言葉にできんかなって考えてみたのが、これ。

私が「楽しい」って思えるのは、
たわいもないことで大笑いできること、私にできることで誰かの役に立てること、その人のちょっとした時間がふわっと軽やかになること。
周りにいてくれる人にちょこっとでも笑いを届けられたら、力になりたいって思える誰かの力になれたら、私は大満足で今日はいい日だった〜って1日を終えることができる。
自分のやりたいこと大切にするし、相手のやりたいことも尊重する。
そういう毎日をただただ積み重ねていきたい。

まだまだ言葉足らずなんだと感じる場面が今もちょいちょいやってきます。先日も、仕事のメンバーとの雑談で、わかってもらえてなかったんや〜と感じて残念な気持ちになっていました。
自分のやりたいことやるって言うと輪を乱すんかな・・・
私はみんなの足を引っ張ってるんやろか・・・
常に「一歩前へ」は、もうしんどい・・・
と思っていたタイミングでやってきたのが、『みんながみんな主人公!いいかねPaletteを引き継ぎし男の野望』の配信でした。

大丈夫って背中押してもらえるコテンラジオ

「感覚的にこっちのがいいなって思うことをやるだけ」
「暮らす人たちの営みを最大化する。仲間がいて、やりたいことがある、それだけで豊かだと思う。」

深井さんの言語化、青柳さんの想い、言葉にできなくてもいいって言ってくれたヤンヤンさん、やりたいことブレずに直向きにやってきた樋口さん。
すごい嬉しかった。大丈夫って思えた。
気持ちを伝えるタイミングがあればもちろん努力はする。
でも、伝わらなくてもいいやとも思えてます。
ただ私がやってればいいだけだから。

コテンラジオでは普段の配信でも、人っていろんな側面があるからおもしいということを教えてくれたり、大きな視野で捉えると結構ちっぽけなことに悩んでるって気づかせてくれたり、ほんといつもお世話になっています。
資本主義とかナチスの話とか、枠組みのところは私の頭には入ってきにくいけれど、人に焦点当たるとグッと引き込まれるから、それで満足。
これからもずっと聞いていくし、たくさんの人にも聞いてもらいたいと心底思っています。

新しい仕事にチャレンジしてモヤモヤすることもあったけど、本当に大切にしたいことがわかってよかった。
ワンコの散歩を頼んでくれた友人に、コテンラジオ教えてくれた友人に乾杯。
体が動くうちにいいかねPalette長期滞在して、みんなのご飯のための野菜を作らせてもらいたいって思ってるくらい、本当に感謝しています。

「人生に、愛と勇気と、それぞれの営みを」
いつもありがとうございます。

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