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新入社員研修の思い出

自分が新入社員だったのは、かなり昔の話だったが、ツイッターで同業者が新人研修について話をしていたので、思い出としてまとめておきたい。なお、自分は転職をしているので、最初の会社のお話である。

最初の会社は今でいうJTC

最初の会社は、今でいうJTCだった。業界3~4位、就活の文系男子の人気ランキングでは当時は100位以内には入っていたと思う。
そして比較的、業界内では古くからある会社だった。ただ伝統があるといっても、体育会気質、親会社出身の人が強い、会社であった。
なお、組織だけは大きかったので、新入社員の同期は100人前後だったと思う。

新入社員研修のスタート

研修は、4月に1ヶ月宿泊施設に泊まり込みである。ただ泊まり込みといっても、土日は自宅に帰ってもいいし、部屋は一人部屋なのでプライバシーは保たれていた。

さて、新入社員研修のスタートはお偉方、社長とか役員の挨拶から始まることが多いだろう。この会社もそれに洩れず、みんなで一体感を出すためのイベントがあった。

そして初日から3日目までが、学生の甘い根性を叩き直すぞ?研修である。
どこぞのコンサルがきて、よくわからん言葉を暗唱させたりとか、走らせたり、公園で声出しとかする、令和のこの時代では理解できないやつ。

同期は多かったので、いくつかのクラスに分かれていたのだけど、3日目は暗唱したものをいうとか、発表があったのは今でも覚えている。なぜ、覚えているかというと、ダメだしをくらって何回も言い直して、感極まって泣いている人を冷ややかな目で見ていたからである。なお、4日目の朝に他のクラスではクラス全員が感動して泣いたことを聞いて、引いたこともあった。

新入社員研修の4日目以降から中盤

この時期は座学や室内で行うマナー研修が多かった。
業界で働く上での必要な知識、ビジネスマンとしての基本的なマナー(例えば名刺交換の練習なんかもした)、仕事をするうえで必要な資格の勉強1週間+最終日にテストなんかもあった。

資格の試験は、業界の国家資格を学生時代に取っている人は下位互換の学びだったので非常に楽だったが、そうでない人はかなり大変そうだった。また、コスト意識を持つためか、営業で使うパンフレットの値段なんかも教えられたのも今でも覚えている。

研修終盤

研修終盤になると、宿泊施設から会社の研修所などに出向いて、必要な端末操作やそのための基礎知識、実地研修などが多くあり、これらは非常に楽しかった。

研修1か月は長いのか?

研修1か月というと、長くは感じるが、若い時はあっという間だった。また研修は9時スタートで遅くても18時には終わっていたので、仲のいい同期達とスーパーに買い出しに行き、飲んでいたのもよき思いでである。
(同期も多いと、仲良しグループができて、それで固まるが、5月に全国の各支店に配置されると、同じ地域や営業本部内で仲良くなったりする)
ただ今思うと人事の若手担当者は研修にずっと貼りつけだったので、非常に大変だったろうなと思う。



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