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テクノロジーが進化した現代では『不老不死』は実現可能です

2019年4月1日 デザインは「問題解決」で、アートは「問題提起」

こんにちは。

「西野の最高傑作は『えんとつ町のプペル』ではなくて、『ホームレス小谷』だ」と言われたので、ただちにホームレス小谷を抹殺したいキングコング西野です。

さて。
今日は「ホームレスに価値を付けて、経済を回す」という話です
(何それ?)。

本人の人権を大胆に無視して、僕が「ホームレス小谷」というアート作品で伝えたいメッセージは「ありゃ?『お金』って何だっけ?『豊か』って何だっけ?」です。

ホームレス小谷を使って、「今はクラウドファンディングやオンラインサロンといった『自分の信用を換金できる装置』があるから、信用さえ持っていれば、お金は要らないんじゃね? 『豊かさ』は信用量じゃね?」という人体実験をしているわけですね。
人体実験をするなんて、西野というのは血も涙もないヒドイ男ですね。

この度、ホームレス小谷のアート的な価値を上げるべく、ニューヨークで『ホームレス小谷展』を開催する運びとなったわけですが、展示(販売)する作品は何を隠そう「小谷の写真」です。

この「ホームレスの写真」に価値を付けてやろうと思いまして、その気になればいくらでも複製できる「写真」というものにエディション(限定1点)を付けて、一点10万円で販売して、自分で買ってみました。

(※写真の売り上げは個展の開催費で、もし余ったら孤児院に寄付)

たて続けに、もう一点も10万円で買ってみたところ、ホームレス小谷の写真の相場が「1作品=10万円」となり、その後、べつの人が小谷の写真を10万円で買いはじめ、ここに価値が発生したわけですね。

あとは、今回買われた作品が誰かに高値で売られて、「小谷の写真は高値で売れる」という認識が広がれば、「ホームレスが自分の写真を売って、孤児院の子供達を助ける」というスットンキョウな流れができるので面白いと思います。
ゆくゆくは「ホームレス小谷」の本体を販売して、アート作品として売り買いされれば面白いなぁと思っています。#人権無視

小谷自体はたくさんのお金を生んでいるのに、それを全額再分配して、たくさんの人を助けて、それでいてホームレスが毎日ゲラゲラ笑っていたら、いよいよ僕らは「お金って何だっけ?豊かって何だっけ?」を考えさせられるのではないでしょうか。

僕の中では、デザインは「問題解決」で、アートは「問題提起」という整理になっておりまして、ホームレス小谷の存在というのはアートですね。
そういう目線で小谷を見ていると味わい深いですし、ニューヨーク個展以降は少し面白いことになってくると思います。

ちょっと注目して見ておいてください。

現場からは以上でーす。

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2019年4月2日 僕が次にやりたいのは『不老不死』です。



おはようございます。

そういえば今月スタートする個展の現地スタッフさんの手配を1ミリもしていないことに、ついに気がついてしまったキングコング西野です。

今日もピンチです。

さて。
うっかりカリスマになってしまった私ですが、やはり一挙手一投足に注目が集まり、インタビュー等では「次は何を仕掛けるのですか?」という質問がココ最近のお決まりとなっておるのですが、そこで僕が本当にやろうとしていることを話すと世間では「ヤバイ奴」「危険な思想を持ってるヤツ」となってしまうので、僕が本当にやりたいことは、その場ではあまり語っていません。

ですが、オンラインサロンメンバーの皆様であれば面白がってくれそうですし、たとえドン引きされても被害が少なそうなので、お話しします。
結論から言っちゃうと、僕が次にやりたいのは『不老不死』です。


フリーザとかピッコロ大魔王とかが追い求めていたアレです。
彼らの時代はドラゴンボール(神龍)に頼るしかなかったわけですが、ありがたいことにテクノロジーが進化した現代では『不老不死』は実現可能です
と言っても、そりゃ、肉体は死んじゃうんですけども、僕が残したいのは「西野亮廣」という“キャラクター”ですね。

今、バーチャルモデル(=現実世界には実在しないモデル)が一部で話題になってますが(※下に写真を添付しています)、先日、そのバーチャルモデルを制作している会社の見学に行かせていただきまして、「バーチャル西野」の制作の話をさせていただきました。

これまでバーチャルヒューマンは、実際の人間に寄せれば寄せるほど気味が悪くなる「不気味の谷」というものが存在したのですが、今の技術では、もうとっくに「不気味の谷」を越えて、もはや実在する人間との区別はつきません。

バーチャルヒューマンは、今はまだ「静止画」だけですが、「動画」に対応できるのは時間の問題なので、とっとと「バーチャル西野」を作って、梶原君と相談して、生身の西野は表舞台から姿を消そうと思います。

(※もしかしたら、なんばグランド花月とオンラインサロンの交流会ぐらいには参加するかもです。)

ミッキーマウスやキティーちゃんがズルイのは100年でも200年でも生きられるので、功績が永遠に蓄積され続けていくことで、「寿命(制限時間)」が存在する人間との差はひらく一方です。

やっぱりミッキーマウスやキティーちゃんに負けるのは、どう考えたって悔しいので、40歳ぐらいで「西野亮廣」の寿命を止めてしまって、定期的に「40歳の西野亮廣」の新作がリリースされる仕組みだけ作って、生身の西野は裏でヒッソリと死んでいきます。
お葬式をやってしまうと世界観がブレるので、お葬式もやらないです。
精子バンクにも登録しようと思っていて、50年後に西野亮廣の子供が生まれたらいいなぁとか思っています。

『空海』とかがスゴイのは、彼は「今も生きている」という設定になっていて、空海に朝御飯を運ぶイベントが観光資源になっていたりしています。
「生きている」という設定で、没後、1000年以上も仕事を作っている(誰かの生活を支えている)わけですね。

100年後の西野亮廣が作る作品は、当然、生身の西野亮廣が作った作品ではなく、“誰かがバーチャル西野を通して発信した作品”で、西野亮廣というキャラクターを残すことで、100年の誰かを助けることができるのは本望です

2020年公開の映画『えんとつ町のプペル』が終わったら、そろそろ自分を作品(キャラクター)にしようかなぁと思っております。
初音ミクとか、キズナアイとか、ゼロから生まれたキャラクターは地球上に山ほど存在しますが、途中で寿命を止めてキャラクターになった人間は地球が始まって、これまで一人もいないので、そのポジションを取りにいきます。
現場からは以上でーす。

【追伸】
オンラインサロンの入会リンクを貼って、感想を呟いてくれると西野が激しく喜びます。

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バーチャルモデルのimmaちゃん

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普通に生活費のかかる個人ですから。お金をいただけるのは嬉しいことです。 ありがとうございます。先にお礼を言ってしまいました。返礼の法則って知ってますか?さあ