見出し画像

光の射し方が数㎝ズレたり、音の入るタイミングが0.5秒でも遅れると不機嫌になるのが西野だ

 2018年8月1日 【ライブを作る】

どのライブを観に行っても、『演出』が本当に雑。


大きく2つ。
①余計なことをして、当たり前のことをしない


②配慮が圧倒的に足りていない

個人的には、「たぶん、コイツら、オナニーセックス(自分だけ気持ちが良い乱暴なセックス)しかしていないんだろうなぁ」という偏見まみれの結論に至っている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ライブは、とっくに始まっている
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ライブは、ライブの数週間~数ヵ月前からとっくに始まっていて、当然、その時点でお客さんの心臓をワシ掴みにしておく。


なるべくなら、ライブの数週間~数ヵ月前から「共犯関係」を築いておく。
広告効果のないフライヤーを惰性で作るくらいなら、フライヤー制作費を美術費にまわした方がいい。

(広告効果のあるフライヤーなら作った方がいい)

「どこの予算を削って、どこに予算をかけるか?」も『演出』だ。

もっと言うと、予算の作り方も。

今回の『サーカス!』はOWNDAYSさんがスポンサーに入ってくださったんだけど、どうすればOWNDAYSさんが得をするかを真剣に考える。

『サーカス!』に来てくださったお客さんがOWNDAYSさんのファンになって帰ってくれたら最高だ。
その時(「ファンになってもらう」をゴールにした時に)、スポンサーさんの露出の度合いが非常に大切で、控えすぎてもダメだし、出すぎてもダメ。

スポンサーさんには必ず得をしてもらって、徹底的にWIN-WINの関係を築いて、次に繋げる。

明日(もう今日か…)の『サーカス!』のオープニング映像が、とても良い出来だ。

『OWNDAYS presents…』の文字の入り方が上品で、単純に「OWNDAYSカッケ~な」となる。

あれぐらいがイイ。 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

戦えるサロンメンバーを作る

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

僕が舵をとるライブは、主には、僕が(日比谷公会堂or東京キネマクラブで)開催する『西野亮廣独演会』と、『サーカス!』と、3年に一度くらいのペースでやっている(気が向いた時にやっている)『テイラー・バートン』や『ピラミッドだぁ』といった演劇ぐらい。

いつも何百~何千というリクエストに応え続けるスタッフさんは大変そうだ。

光の射し方が数㎝ズレたり、音の入るタイミングが0.5秒でも遅れると不機嫌になるのが西野だ。

美術セットにも、やたらウルサイ。

こんなことを毎回やっていたら、僕や僕らの人生はライブだけで終わってしまう。

それはそれで色っぽいんだけれど、僕らは世界を獲りたい。

世界を獲ることにも時間を使いたい。
となってくると、僕が舵をとらなくても、僕と同じレベルか、それ以上のレベルでライブを作れる仲間を作っておく必要がある。

昨日、ボランティアで来てくれたサロンメンバーには(暑い中、本当にありがとうございます!)、リハーサルの時に「ライブの作り方をゼロ距離で見ておいた方がいいと思います」と声をかけ、客席に招いて、リハーサル風景を見ていただいた。

オンラインサロンの中でも限定ライブ配信していた、アレ。
昨日のボランティアスタッフさんや、限定ライブ配信を見たサロンメンバーの中から、「あぁ、なるほど。ライブって、こうやって作るのね」という人が、一人でも生まれてくれたら最高だ。

『演出』に必要なのは「知識」だけじゃない。

短時間に何百~何千という注文をする自分を受け止めてもらえる『関係』を築くことが、大切だ。
「お前が言うのなら、やるよ」
と言ってもらえる関係。

その関係が築けていなかったら、ライブ作りの知識なんてゴミだ。
ロボットは介在しない。

エンターテイメントを作るのは、いつだって『人』と『人』だ。

サロンメンバーの中から『サーカス!』を作れる人が出てきたら最高だな。
そうなったら、すぐに、『サーカス!』をあげる。

条件は一つで、「僕のまわりのスタッフを全員惚れさすこと」
やってみてください。

東大に入るよりかは難しいと思います。

【追伸】

これは今回のスポンサー云々と、まったく別件なんだけれど、OWNDAYS代表の田中さんの新刊(先に読ませていただきました)が、嫉妬するほど面白かったので、オススメしときます。

生き様も面白いし、文章能力がエグい。
これ、OWNDAYSさんがスポンサーになってくださったから、その御礼でオススメしているわけではなくて(そんなことをしたら僕が損をする)、マジで面白いからオススメしています。

買って読んでみて。

面白くなかったら、僕がお金を返すから。

【アマゾン】

『破天荒フェニックス』著・田中修治


 2018年8月2日 【貸し会議室】

オンラインサロンメンバーであれば格安で借りられる貸し会議室の進捗状況です。

今朝、五反田駅から徒歩3分、スナック『Candy』から徒歩7分の物件を見てきました。
三階建てのビルの三階で、
61㎡、家賃は共益費込みで42万円です。

オンラインサロンの宣伝であったり、オンラインサロンメンバーの福利厚生的な意味合いなので、会議室のレンタル料で家賃を賄うことは考えておりません。

一方で、「サロンメンバーなら格安で借りられる(サロンメンバー外なら、少し高くなる)」という設計だと、下手をすると、人気スペースになってしまって「サロンメンバーが借りられない」ということも考えられるので、料金設定もろもろは、慎重に決めていきたいてす。

「会議ができる」は大前提で、スナック『Candy』や、昨日の『サーカス!』のように、絵本の世界観にしようと考えています。
2~3部屋ぐらい作れると思います。

この物件どうっすかね?
皆さんの反応が良ければ、今、決めます。

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5


入会リンク

これは投稿から1年が経過した記事です。

最新記事と表では言えないナイショの記事が読めるのは有料会員だけ


普通に生活費のかかる個人ですから。お金をいただけるのは嬉しいことです。 ありがとうございます。先にお礼を言ってしまいました。返礼の法則って知ってますか?さあ