Apple Watch vs Garmin 使用感レポート
こんにちは!神戸市東灘区で整骨院をしている市民ランナーの辻大樹です。
今回はiPhone民を悩ませる、ランニングに使うスマートウォッチはApple Watchと Garminどちらがいいのか??問題を考える人の参考になればと思いレポートを書きました!
少しでも悩めるランナーさんの参考になればと嬉しいです。
私のスマートウォッチ使用歴
Apple Watch:3年半
Garmin forrunner965:1ヶ月
Apple Watchをメインにずっと使ってきました。当時も悩んだのですが、まさか自分がここまでランニングにハマるとは予想していなかったので、総合的に考えてApple Watchにしました。
結論
スマートウォッチとしての総合力
Applewatchの圧勝
運動だけでなく日常生活でも便利に使いたいならApplewatchを選びましょう。
ランニングを含めたワークアウトの機能
Garminの圧勝
運動メインでスマートウォッチを探しているなら Garmin一択です!
ただ、悩んでいる人はアスリートというよりも、そこまでがっつり運動していない層だと思うので、ポイントをまとめてみました。
●いつかマラソン大会出場(完走目的から)を視野に入れている
●GARMIN独自の分析が使いたい(ボディバッテリー、ストレスチェックなど)
●スマホがiPhoneではない
●運動メインで使いたい
という人には Garminがオススメ(ランニング機能だけならCorosもあり)
●iPhoneユーザーでマラソン大会出場を考えていない
●日常生活でも便利に使いたい
●そこまでがっつり運動しない
という人にはApplewatchがオススメ
私の考えはこんな感じです!メリットデメリットも含めて説明しますね。
Applewatchのメリット
iPhoneとの連携が素晴らしい
同じメーカーが生み出しているのでUIに統一感があり、iPhoneユーザーなら直感的に操作できます。
設定も楽です。勝手に同期してくれ、iPhone側のWatchアプリから設定もできるので時計の小さい画面を必死に見て設定しなくても大丈夫です。
また、iPhoneとApple Watchは機能も同期しているので、iPhoneでアラームが鳴っても時計に通知がきたり、片方でおやすみモードや機内モードにしたらもう片方のデバイスも自動で同じモードになったり、痒いところに手が届くような機能がたくさんあります。
アプリによる拡張性能が豊富
Garminのfor runnerシリーズの最高モデル、965の推しポイントが他のモデルと違って地図が内蔵されている。スマホ確認しなくても時計で観れて楽ですとのこと。
これ、Apple Watchならヤマレコのアプリ取るだけでWatchで地図が確認できます(笑)
もちろん、 Garminの方にもメリットがたくさんあるのですが、ライトユーザーならアプリで拡張してカスタマイズすればApple Watchで必要十分です。
録音できる
Garminも機種によってはできるものもあるとは思いますが、Apple Watchはデフォルトでついてます。
私はセミナーなどの勉強会に行くことも多いので、Watchで録音できるのはかなり楽でした。もちろん録音した音声はiPhoneに自動的に同期されます。
通話できる
これ、時計で通話とか使わないやん!とか思うと思います。私がそうでした。
年に数回あったら便利なタイミングがあります。
ランニング中にバックパックにiPhoneを入れていて出すのがめんどくさい時とか
ランニングに関係ないですが、小さい子供を抱っこしていてスマホを取り出せない時に抱っこしたまま時計で話せるなど、あれば便利なシーンがあります(笑)
使用シーンが限られていますが、機能は多い方がいざという時に楽です。
通知設定が優秀
Apple Watchはどのアプリの通知を時計行うか、または行わないかを細かく設定できます。
Garminは全通知が飛んできます。これはアプリ別で設定できてほしい・・・。
神機能!シャッターアプリ
家族で旅行などに行った時、Apple Watchだとシャッターアプリがメチャクチャ便利です。
手元の時計でシャッターを押せるだけでなく、どのように写っているかをリアルタイムで確認でき、ズームも操作できます。
私が Garminに変えて一番名残惜しい機能がこれです。集合写真を撮る時の精度がかなり落ちてしまいました。
ループデザインがいい
いわゆる時計のバンド部分の作りですが、iPhoneは日常使いをかなり意識していることを Garminに変えてから痛感しました。
バンドの余った部分がApple Watchは中に入るデザインになっています。このことで日常生活でのバンドの引っ掛かりが0になります。
Garminは運動するにはいいのですが、日常使いだとバンドがひっかかるシーンが多々あります。この点だけでもAppleはよく考えて作っているなと感じます。
写真もwatchで見れる
正直これは要らないと言えば要らないのですが、私の仕事だと当日の予約表などを写真に撮っておけば、確認したい時にApple Watchの写真アプリから確認できたりします。ちょっと便利。
ランニング時に測れるデーターも Garminと遜色ない
ランニングアプリで取れるデーターはアップデートでメチャクチャ増えました。
上下動からケイデンス、歩幅やランニングパワーまで。正直これだけ分かれば十分です。アスリートでも問題ないんじゃないかな?
Apple Payも便利
これも設定しておけばWatchであらゆる支払いができます。慣れちゃうとスマホ出すのがメチャクチャめんどくさいです。 Garminはまだまだ対応が遅れています。
デメリット
電池持ち
これは設定次第でもあるのですが、常時表示だと2日は持たないです。運動するともっと減るので、フルマラソンはいけるけど、ウルトラマラソンはまず持ちません。Apple Watch ultraという上位機種も出ましたが、それでも電池持ちは悪いです。
デザイン
良くも悪くもApple Watchと一目で分かるデザイン。スマートな印象ですが、物理ボタンが少ないのはワークアウトではデメリットが大きいです。
他ワークアウトアプリと同期できないことが多い
これ、地味に辛いです。
しかも詳細なランニングデーターはApple純正のワークアウトアプリを使わないといけないので、Apple Watchも起動して、スマホではナイキやTATTAなどを立ち上げて2重で測ってました(笑)
GarminはあらゆるアプリとつなげることができるのでWatchで計測すれば全てのアプリに自動的に同期されます。
GARMINのメリット
物理ボタン
これ、Apple Watchしか使ってない時は感じてなかったのですが、 Garminを使い出すとワークアウトに関してはもう戻りたくないくらい便利です。
街ランの信号待ちの時のちょっとしたスタートストップ、インターバル走のストップウォッチなど、それ用のボタンがあるのがこんなにやりやすいのか!と感動しました。
タッチパネルだと押せてなかったり、誤タップでワークアウトが終了したり地味にやりにくいです。あと、寒い時に手袋してるとタッチパネルは地獄です。やっぱり物理ボタンが最強です。
軽い
Garminは軽さと耐久性を出す為にほぼ樹脂でできています。Apple Watchは種類にもよりますが、アルミやステンレス、裏はガラスになっていたり素材としては重いです。
ちょっとの差でしたが、私はとても軽く感じ、特にマラソンなどの長時間の競技だと差がつきそうだと感じました。(軽さで言えば GarminよりもCorosが最強ですが)
バイブがわかりやすい
これ、不思議なのですがApple Watchのバイブはランニングの時気付きにくいんですが、 Garminはほぼ100%気づくんですよね(私の場合)
そのようなところも気にして設計されているんだなぁと感じます。
あらゆるワークアウトアプリと同期可能
これはかなり重要です。Watchで測るだけでいろいろなアプリに自動同期できるのはメチャクチャ楽だし、キャンペーンなどでそのアプリを使ったほうがお得!という時にも移行しやすくメリットしかないです。Appleは自社で完結したい思惑があるので、全然同期してくれません。
GARMINコネクトによる詳細な分析
ランニング時のデータだけなら、Apple Watchで測れるデータとあまり変わりはないのですが、その活用方法や分析方法や Garminの方が何倍も強いです。
ストレスチェックにボディバッテリーという独自機能、ワークアウトの傾向や最近足りていない運動強度のアドバイスなど、 Garmin先生がこういうんだったら今日はこのペースで走ってみようかな?と思うので練習に変化を出しやすいです。
データをうまく活用しやすいようにユーザーに落とし込んでくれるので楽しいですね。Appleは良くも悪くも数値は図れるけどユーザーにまかせっきりな感じ。数字の意味が分かる人にはいいですが。
睡眠コーチ(お昼寝タイマー)
私の場合は睡眠の質が悪く、毎日9時間寝ろと言われ続けているのですが・・・(笑)
それでも目安が分かるのはありがたい。
お昼寝タイマーという機能が便利です。私は必ず少し昼寝をするのですが、その時間も睡眠時間にカウントしてくれるのでありがたい。
ランニングのための機能が充実
まだまだ全然使いこなせていないのですが、メチャクチャ多機能です。
●コース作成
スマホで距離と向かう方角を設定すると自動でその距離を走れるコースを地図上に作ってくれます。それを実行すればWatchで道案内してもらいながら走ることが可能です。普段のランニングコースのマンネリ化を防げると共に、土地勘がない旅行時のランニングに重宝します。
しかもこれ、トレイルでもコースを作れます。これで遭難せずに済む!
●マラソン大会の登録
大会を検索して目標タイムを設定するとそれに合わせたトレーニングを提案してくれるらしい。まだ未使用なので楽しみ。またコースもちゃんと道案内してくれるらしい。これも楽しみ。
●トレーニング分析
最近はこの強度のトレーニングが少ないなど、偏りを防いでくれます。
アスリートレベルだとトレーナーや自分が調整すると思いますが、市民ランナーにはありがたい提案があります。自分も参考にしています。
他にもたくさん機能はありますが多すぎて紹介できないので割愛します。
他ワークアウトも機能が充実
これは先日、HIITを Garminで行って感じました。
タバタ式のタイマーとセット数が設定できるんですよね。これは便利!
おそらく他のワークアウトもいろいろ設定できるんだろうなと思います。
Apple Watchにもメニューはあるのですが、ここまで細かく設定はできませんでした。
GPS精度が高い
これは特に実感は少ないのですが、Apple Watchにはないいろいろな衛星からの電波を受信しているそうです。特にトレイルなんかはちょっとズレたら危ないので安心ですね。
電池持ちがすごい
正直、最初は電池持ちだけで Garminに変えようと思っていました。
今年は六甲縦走、来年はウルトラマラソンに挑戦しようと思っているので電池持ちは最重要!ちなみに今使っているApple Watch、劣化が進んでいたのもあるのですが、フルマラソン4時間は持ちましたが、帰りの電車で電池が切れちゃいました。
今の Garminは一度フル充電すると2週間は持ちます。圧倒的電池持ち。Apple Watchもお風呂入っている時に充電するというルーティンができていたので苦ではなかったのですが、 Garminに慣れちゃうと毎日充電する生活に戻れないですね。
デザイン
これかそれぞれの感性があるので一概に言えないのですが、私はやっぱり丸型のデザインの方が時計!て感じがして好きですね。Apple Watchも丸型のデバイスも作ってくれたらいいのにと思っていましたが、無理そうですね。
デメリット
ワークアウト以外の機能が弱い
そもそも、ワークアウト用に作られているので、Apple Watchに比べるとその他機能は充実していません。しかし必要十分ではあります。
設定の仕方がAppleよりも分かりにくく使いにくい
これも慣れの部分が大きいとは思いますが、やはりAppleはUIの部分に関してはジョブズがかなりこだわっていたので使い勝手は負けていますね。
これも割り切りが必要な部分だと思います。
拡張機能の利用が基本英語?分かりにくい
前の部分と被るのですが、一応ウォッチフェイスなどを変えられる拡張機能をダウンロードできるアプリがあるのですが、非常にわかりにくいです・・・。
後からアプリを入れて拡張するという使い方はできないので、これも割り切りですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?長年Apple Watchユーザーが Garminを使って感じたことを書き殴ったのですが、何かの参考になればと思います。
ちなみに、現在の私はGarminを購入して良かったです。
健康管理はもちろんのこと、ランニングでもデータを元に様々な提案をしてくれ、生活の改善の具体的アドバイスをくれるのでけっこう楽しく過ごせて
います。
ランニングメインで考えるのならGarminで間違いないです。
独自機能のボディバッテリーやストレス度も面白くて、ちょっと難しい仕事をしているとストレスレベルが高く出るので比較的合っている感じがしています。どうやって計測してるんだろう?
こういったツールはあくまで補助ですが、データを元に生活を改善し、数値に変化が出ることで新たな気づきが生まれると思うので、しばらく活用してみてまた感想を書きたいと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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