すべてのビジネスマンがプログラミングを教養として学ぶべき本当の理由

こんにちは、DAIです。先日、以下のようなツイートをしたところ、非常に反響がありました。

プログラミングをエンジニアだけではなく、ビジネスマンがある程度教養として持つべきという趣旨の主張でしたが、多くの肯定的なご意見をいただきました。



そこで、もう少し深堀して、なぜビジネスマンがプログラミングを学ぶべきなのか、解説したいと思います。(※ちなみにタイトルを「AIプログラミング」としていますが、実際はほとんどがプログラミングの話題です。)

1. エンジニアの能力を最大化するためには、ビジネスマン全員のITリテラシーが必要

めっちゃくちゃ優秀なエンジニアを雇っても、生かすか殺すかは、ビジネスサイドの人間にかかっています。

優秀なエンジニアが一生懸命作った自動化システムも、ちゃんと運用できるITリテラシーの高い人間がいないと、まったく運用されなくなってしまいます。

よくあるのが、データサイエンティストに仕事を投げたときに、データ分析に耐えられないようなデータを渡され、「これでいい感じの結果出して」みたいな感じで投げられることがあります。しかし、これだとどんなに優秀なエンジニアでも、相当長い時間を前処理に使わなければなりませんので、多くの時間を無駄にします。

ビジネスサイドの人間が、少しでもAIやプログラミングの素養があれば、データサイエンティストに任せるよりも、ちゃんときれいなデータが取れるように運用で補ったり、アウトソーシングに外注したりすることで、解決できることが分かるはずです。


いくら優秀なエンジニアを雇っても、それを殺す環境にビジネスサイドの人間がしてしまう場合、エンジニアの力を最大化できません。


最悪の場合、エンジニアは嫌気がさしてやめてしまいます。

2. エンジニアの手が及ばない、ビジネスサイドの自動化が行える

エンジニアは、基本的に会社全体の仕組みの自動化のような業務は行いますが、ビジネスサイドの局所的な自動化はやってくれません。例えば、営業担当が顧客リストの作成を自動化したりとか、そういうことに関しては、エンジニアのリソースってなかなか取れないと思うんですよね。

ビジネスサイドの無駄を自動化できるのは、ビジネスサイドの要件を把握しているビジネスマンのみなんですよね。だから、ビジネスサイドの人間がプログラミングを学ぶと、相当強いんです。

弊社の場合ですと、全員がプログラミングの素養を持っていることが前提となっているので、経理の人間もマーケティングの人間も、プログラミングを学ぶことが必須になっています。その結果、普通に仕事中みんなコードをかくことがあるんですよね。経理の人が自動化したり、マーケターが顧客名簿を自動で取得したり。

実際に、友人で元営業職の人も相当ルーティンを自動化して楽していただとか。エンジニアが遠い部署の人でも、さくっと自動化できるのってめっちゃくちゃ強いですよね。


3. 「ルーティンは悪」という文化を醸成できる

ビジネスサイドの人間がプログラミングを学ぶメリットとして、ルーティンが悪という文化が醸成されるというメリットがあります。

会社によっては、地道にルーティンをやっている人が評価されて、自動化する勢力を排除するような文化の会社もありますが、すべての人が一度でもプログラミングを学び、「ここは自動化できるな」という勘所を抑えれば、ルーティンをやるバカらしさに共通認識を持てるはずです。

自動化するために横に連携できるようなマインドセットを持つと、業務効率が相当あがります。「前提として自動化すべき!」というマインドセットを全員が持つこと、それが非常に重要なことなのではないかと思います。

4. ビジネスサイドでも技術の選定がある程度できるようになる

ビジネスサイドでも最低限のAIプログラミングの素養があると、ある課題をどう解くべきか、ある程度選択肢が考えられるようになります。仮にAIベンダーに最新技術で推されたとしても、それが技術的に解決できる範囲なのか、そうではないのか、ある程度意思決定できますよね。

AIという言葉は、非常に広義なので、マーケティングでよく利用されます。AIという言葉が何を指すのかわからないまま、言葉の響きの良さで導入という意思決定をしてしまうことも、多々あります。(まるで就活市場でコンサルとは言えない仕事を「コンサル」と称して、人材採用するのと非常に似ている気がします。)

AIでできること、できないことをちゃんと理解しておくことが、非常に重要です。そしてそれは、別に数学ができなくてもAIと呼ばれる分野(機械学習、ディープラーニング等)がどんなデータをもとに、どのようなアルゴリズムでどんなアウトプットを出すのかをなんとなく知っておくだけで、非常に効果があると思うんですよね。

では何を学ぶべきか

ということで、じゃあ何を学べばよいのかという話ですが、ここからはAI研修の会社である人間なので、半分はポジショントークだと思ってください。

本で学ぶのであれば、こちらの本が非常にお勧めです。AIがどのように利用されているのか、様々なユースケースをもとに解説されています。

無料でサクッと学びたいなら、Webのオンライン学習サイトを使うのがよいと思います。

ちゃんと体系的に学びたいなら、プログラミングスクールに行くのがおすすめです!実際、エンジニアではない人がスクールに来て、元のスキルセットとエンジニアのスキルの掛け算で、年収が上がる事例も多数あります。



ということで、まだプログラミングに触れたことのないビジネスマンの方は、この機会にぜひプログラミングを学ばれるとよいと思います!






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Dai

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コメント1件

Daiさんが言っていることは正論で、最近プログラミングの勉強をやり直している私はその通りだと思います。ただ、法律の専門家も、心理学の専門家も、医者も、保育士さんも……、自分の専門分野の知識やノウハウを皆が学習して欲しい、いや絶対にそうしないと社会はうまく回らないと信じていると思います。短い人生で今何をやるか、お互いに情報交換して各人がベストを尽くせばよいでしょう。もちろんわたしは生きている間に、すべてをやり尽くして、楽しみたい。
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