僕の目の前にいる君は誰?Who are you in front of me ?
10月8日。僕の22歳の誕生日。
ある女の子からLINEが1通きた。
「誕生日おめでとう」
素直に僕は嬉しかった。誕生日を覚えていてくれたんだ。
そこから10日後、僕の前に彼女が座ってカフェで談笑している。
これはどういう状況なんだ。君は誰だ。なぜ僕に連絡を入れ、なぜ僕と今会っている?
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僕と彼女とは高校来からの友人だった。当時僕には彼女もいたし、特に深く話すような間柄でもなかった。
共通の友人を介して何度か話したことのある程度の関係であった。
大学に入り、偶然が重なりまた再会した。そこからなにがあったのか。。。
その夏。彼女と泊まりで浴衣デート。
え、え、え、何してんの自分。笑 別に付き合ってもないのに。
その後、年2,3回ぐらいの頻度でたまーに遊んだりしてた。
何回も遊ぶということは僕のことが嫌いではないと思う。付き合ってもないのに泊まりを承諾したのはなんで。
何度か会ううちに彼女の性格を知ることも増え、次第に彼女に好意を持っていったのも事実。でもこの関係が心地良くて告白もすることはなく時は進んだ。
誕生日から約2ヶ月前。僕は大学院入試に合格した。そのときも彼女から連絡をもらった。
そんなほどよい関係を築けていること、そんな友達がいることを誇りに思う。
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話を戻そう。僕の誕生日に彼女から連絡がきたことは先ほど記載した。それにはまだ続きがあった。
「私最近資格の勉強をしてるんだけど、わからない用語が多くて。教えてくれない?」
まさかの一緒に勉強しようとの誘いであった。
今、僕の目の前にいる君は誰? 何を考えているの?
結局彼女が資格を取れるようにサポートすることになってしまった。なってしまったというか、僕の断れない性格からむしろ応援したい感情が勝ってサポートすることになった。
今後彼女とは定期的に会って、勉強の意欲維持、そして資格合格できるように一緒に頑張ることになるだろう。
そんなことより僕はある思いを感じてしまった。
「(やば、めっちゃ居心地良い。めっちゃ楽しい。あと、また可愛くなってるやん。)」
そりゃもうこういう風に感じてしまったら、応援しないわけにはいかないよね。笑 まんまとはまった笑
勉強という口実を使って僕と会う約束を仕掛けてきた彼女だったが、今度は僕が彼女の勉強サポートという口実を使って会うことを求めてしまっている。
僕の目の前にいる君は誰ですか?
僕と彼女のこれからが楽しみです。
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