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〜弱虫な自分と母親〜

僕はとても弱虫です。

理由は簡単、小さい時から泣き虫だし甘えられて育ったと思うからです。甘えられて育つとはいったいなんだろう?自分の思い通りにいく事?それとも身の回りのものは全てやってもらう事?すぐ誰かに頼ろうとする事?

今まで簡単に生きてきたらからこそ、こんな言葉が生まれてくる。小中高と普通に生活していると洗濯物も洗って干してくれてて、何もせずともご飯も出てくる、風呂も沸かしてくれてる。自分の中で小さい時から当たり前だと思っていたのかも知れない。現在は大学一年生で寮生活を送っていて、先程の当たり前の生活はもう無い。この当たり前の生活に頼りたくなるから冒頭の通り僕は弱虫なんだろうと思う。『大人』は当たり前の生活から抜け出し、母親の大変さや苦しさを理解したうえで生活をしている。やはり僕は母親のありがたみを少し軽く見てたのかもしれない。今まで競技を続けれているのも、弱虫な自分を応援してもらえるありがたみがあるからこそ、今ここに立てていると実感しています。

よく周りが言う『大人になれ』と言う言葉がある。はたして、僕は大人になれているのだろうか?

弱虫な自分では分からないが、この環境で生活ができているのも、お父さんお母さんが支えてくれている。『ありがとう』を素直に言える人間。それが大人になる一歩なのかな?と思う。

選んだこの道の上、僕が大人になる時はきっとまた一段と成長した時に訪れると願う。


朝日大学体育会自転車競技部1年 

                  濱田大輝            
               

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