スト6に関われたことへの感謝、スト2の思い出、駄菓子屋さんのようなeスポーツコミュニティを作りたいという野望
本日(2023年5月1日)、株式会社ePARAが「ストリートファイター6」のサウンドアクセシビリティの監修をした旨のプレスリリースをおこないました。
公式様からも「ePARAさんに協力いただき~」というTweetがあり、感動で震えております。
今年6月2日に発売予定のストリートファイター6ですが、昨年のクローズドβテスト版の頃から「サウンドアクセシビリティが凄い」と国内外で話題となっておりました。カプコン様の素晴らしい取り組みに微力ながら貢献できたことを誇らしく感じております。
スト2の思い出
私がストリートファイターシリーズに初めて触れたのは、愛知県西春日井郡の西春駅前の駄菓子屋さんに置かれていた「ストリートファイター2」(略称「スト2」)でした。狭い店内に響き渡るダルシムステージの象の鳴き声に心惹かれ、恐る恐るプレイをしたような気がします。
初めはガチャガチャとレバーとボタンを操作するだけで楽しんでいましたが、他の子供たちが「波動拳」なる必殺技を出しているのを見て、(僕も「かめはめ波」っぽいのを出したい!)という欲望に駆られ、店内に誰もいなくなる日を待って特訓を開始しました。
当時の全財産が400円くらいだったと思うのですが、100円、200円とCUP対戦で練習しても一向にできるようになりません。(こうなったら最後の手段)とばかりに、一気に200円を投下し、2プレイヤー側をカカシのように立たせて時間制限いっぱいまで波動拳コマンドを入力しまくりました。
特訓の甲斐あって、5回に1回は波動拳が出せるようになったときの感動たるや。。。
駄菓子屋さんのようなeスポーツコミュニティ
当時の駄菓子屋さんからは多くのことを学びました。
・連コイン(アーケードゲームなどにおいて、1クレジット分のゲームが終わったにも関わらず連続でコインを投入しゲームを始める行為の事)はマナー違反であること
・待ちガイルは卑怯者扱いされること
・騒ぎすぎると店番のおばあちゃんから怒られること
・年齢にかかわらず上手いプレイをすると観客から歓声が上がり讃えられること
などなど
あれから30年以上経ち、アーケードゲームができる駄菓子屋(のような子供たちだけでワイワイできる居場所)は非常に少なくなっているように感じます。
私が格闘ゲームから貰った多くのものに感謝し、eスポーツ/ゲームを通じて様々な年代・障害の有無にかかわらず混ざり合って交流できる居場所やイベントを作り、次世代に恩送りしていきたいと、本日改めて思いを強くしました。
近々、現在仕込み中の企画群を徐々にお伝えできるようになると思いますので、続報楽しみにお待ち下さい!!
そんでは~
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