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₆₆ ムチムチの可愛さについて

《 🍭 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ。今回は、ムチムチについて考えます!

おしくらまんじゅう

朝になりました。きょうは今までとすこし系統のちがうお題で、ムチムチの可愛さをことばにしてみたいとおもいます。特定のものではなく、ムチムチしてるもの全般、ムチムチした状態の可愛さってことですね。といっても、頭のなかには生まれて6ヶ月になる娘のムチムチバディが浮かんでいます笑。ほんと元気に育ってくれて、最近あの赤ちゃんらしいむっちりとした手足になってきました。手足どころか、ほっぺ、二の腕、お胸、おなか、太もも、ふくらはぎ、足の甲にいたるまで、どこもかしこもムッチムチです。笑っちゃうくらい可愛いんですけど、この可愛さはどこからきているんでしょうか。よくコッペパンとか、ちぎりパンにも例えられるあのムチムチ感。観察してみると、おしくらまんじゅうの要領で、それぞれの部位がお互いの隙間を埋めるようにしてぷくーっとふくらんていることがわかります。ふくらんだ部分のハリと、隙間だった部分のミゾが交互に並んでいる状態。いま娘の手をスケッチしてみたんですけど、まさにそんな感じでムチムチ感が演出されています笑。

ギュギュ可愛い

かわいいをけんきゅうするなかで、いろんなパターンを発見しつつあるんですけど、たとえば「並びかた」にも種類があるとおもうんですね。シンプルにいっこだけポンと置かれた可愛さもあれば、ところせましにギュギュっと詰めこまれた可愛さもあるように。それでいくと、ムチムチしたものは「ギュギュ可愛い」寄りな気がします。ふくらむってことは、中身があふれそうになるってことで、もとの容量では抑えきれなくなっているというか、外から見てわかるほど押し出されている状態で。これ、ずっとスペースの話をしてますね。隙間があるのか、ないのか。余白が残されているか。ないとすれば、どのように埋まっているのか。スペースと可愛さの関係性です。このテーマだけでも、相当な発見がありそう。まさか娘の可愛さに、こんな興味深いポイントが隠れていたとは。ちょっと発見したうれしさで複雑なこと言っちゃってるかもしれないですけど、このまま変えずに書き残しておきます。

ム・チ・ム・チっていう音

それにしても「ムチムチ」って、ほんとにうまい表現だな〜。あ、擬音というかオノマトペ?の話です。あの赤ちゃんやパンのむっちり具合は、いかにもムチムチって感じがするし、もうほかの音では表現できないような気さえします。冒頭で、ムチムチ部分はハリとミゾが交互に並んでることを確認しましたけど、この場合、ハリの部分が「ム」でミゾの部分が「チ」なんでしょうか。ハリ・ミゾ・ハリ・ミゾに対して、ム・チ・ム・チっていう音が当てられてるみたいな。だとしたら、さらに説得力がありますよね。ムチムチに似た表現として、ミチミチって言ったりもしますけど、異なる音が交互につづく点は共通してます。もしかして、食感とかで使う「モチモチ」もこの「交互に訪れる感じ」を表現してたのかなぁ。急にめっちゃオノマトペが気になってきました笑。なんか今回は、すごくけんきゅうっぽい内容になりましたね。きょうから数日は「かわいいオノマトペウィーク」にしても良さそうです。まだ気づいてない可愛さに出会えそうな予感!


きょうはじぶんでも意外な話が出てきて新鮮でした〜。明日はどんなオノマトペにしようかな。みなさん気軽にコメントでリクエストください!それではまた、かわいい一日を〜!

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