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海外研修での価値観の変化

ライター:中嶋さん

はじめまして、来年から新卒として入社いたします中嶋です。
今回は11月21日~28日にかけて行われたバリでの内定者研修についてまとめます。
研修の最終のゴールは研修を通して「バリの現状を見たうえでダイキアクシスとして何ができるのか」についての英語でのプレゼンテーションでした。

プレゼンテーションの様子

海外研修での苦戦

私が一週間の研修を通して一番苦戦したことは英語でのコミュニケーションでした。本研修は基本的に英語のみでのコミュニケーションでした。
バリでは多くの施設にヒアリンスに行き、そこで説明を受けるのですが、そこでも英語で説明を受けるので、英語に苦手意識の強い私からしたら本当に苦戦しました。
加えて、説明の後に英語で質問をする時間があるのですが、そこでも聞きたいことがあっても英語で話せるか不安で手を挙げることができませんでした。そもそも何を話しているのかがわからないことがほとんどでした。

しかし、後半は何も聞き取れない自分にストレスを感じて、開き直って勢いで会話するようにしたらなんとか乗り切れました。また、自惚れかもしれませんが、環境問題についてのヒアリングが続くので、同じ単語や重要な単語はなんとか少しは聞き取れるようになったと思います。

この英語でのコミュニケーションを通して「とりあえずやる」ことを意識しました。
最初はみんなに合わせようなどと考えていましたが、開き直ったかのように、「とりあえず英語で話して、間違っていたら聞く」という苦手なものに対して飛び込むことができるようになった点が、英語でのコミュニケーションを通しての成長です。また、一度わからなかった言葉や言い回しを次に聞いた時は、絶対に聞けるようにしようというミスを繰り返さないように心がけて行動するようにしました。

最終プレゼンに向けての活動

最終プレゼンは3班各4名に分かれて活動をしました。私の班ではリサイクルプラスチックを使って浄化槽を作るという目標に向かって活動しました。
私はこの最終プレゼンでの活動を通して仮定を持ちながら行動する重要性を学びました。
これまで私は、自分のことを行動力がある人と思っていました。しかし、今回の活動では、不慣れな英語でのコミュニケーションや知識のないバリでの環境問題について学んでいたため、ただ行動してコミュニケーションするだけでは通用しないと感じました。
そこで私は、自分の疑問や行動と同時に自分なりの回答や仮定を持ちながら行動するように心がけました。その結果、最初の頃に比べて相手の言っていることがわかるようになりました。
この体験を通して、私は日頃の生活や来年からの仕事の際もがむしゃらに行動すると同時に自分なりに考えて、どのようなことが起こるかなどを予測しながら行動したいと思いました。

海外研修を通して変化したこと

私が本研修を通して一番変化したことは、重複しますが、「仮定を持ちながら行動する意識」です。
研修では英語のコミュニケーションの難しさや、プレゼンの結果を見据えた行動を踏まえて、ただ行動するだけではあまり意味がないと思いました。自分の中で何か仮定や結果を持ちながら行動することで、想定外のことが起きても落ち着いて対処でき、質の高い行動がとれると思いました。
この研修までは、「行動力」とはとりあえずがむしゃらに物事を行うことと意識していましたが、行動の仕方こそが社会人では問われていくと感じました。そのため、何事も考えてから行動や行動してから考えるのではなく、行動しながら考えられるような人間になりたいと感じました。

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