野村證券 営業失敗エピソード①

前職ぼくは野村證券で営業をしていました。

そんなぼくが野村證券の時に失敗したエピソードを

かけるだけ書いていきます!

今回は記念すべき1回目です笑

【エピソードその①】
-大物社長待ち伏せ事件-

野村證券はまず飛び込み営業をします。

お客様0からの状態で、1年間に100件の新規口座開設をするのがノルマです。

新人の時、最初にエリアを言い渡され、

そこにある会社をしらみ潰しに飛び込んでいきます。

しかし、大企業ともなるとなかなか社長が会社にいません。

受付の人にどうにかして会わせてもらおうとしても、

「普段ほとんど会社にいないんです」

そんなことを言われます。

ぼくはどうしても自分の地域の中で、1番大きな会社の社長に会いたのですが

100回ほど飛び込んでも社長には会えない。

どうしよう?

考えた末に出した結論は、

社長の自宅で待ち伏せをすることにしました。

金融機関の情報網やインターネットを使えば、

社長の家の住所を調べることは簡単でした。

社長の家を調べたぼくは、朝の6時から社長の家の前で待っていました。

地域で1番大きな会社とだけあって大豪邸です。

もっと奥まったところに家が建ってたら、

隠れながら待ち伏せができたのですが、

なんせだだっ広い通りに、

周りに近づくなと言っているように孤立をしていました。

人が来たら、怪しまれないように普通のサラリーマンが出勤している風を醸し出しました。

1時間半待っても出てこなかったのでまた出直そうと思ったその時、

社長の奥さんとその娘さんらしき人が玄関から出てきました。

今だと思いポケットから名刺を取り出し

挨拶に行った途端、

「警察呼びますよ?帰ってください」

ものの10秒で蹴りがつきました。

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