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フリーランスの映像クリエイターとして、お金をいただけるまでに僕がやったことを全部話すよ

僕は現在、フリーとして映像制作も行なっているのですが、学生時代にコンテストで賞を取ったみたいな、これといった実績はありませんでした。ですが、大学を卒業してから3ヶ月(去年の7月)ほどで、個人として映像を撮ってお金をいただけるようになりました。

今回のnoteは僕が最初にお仕事として(報酬をいただいて)、映像を制作するまでにやったことを、全部書いていこうと思います。クリエイターを目指している学生さんで、自分の好きなことでお金を稼いでみたいなと思っている人の何か参考になればと思います。

ポートフォリオをつくる

そもそも僕がフリーのクリエイターとして仕事をしてみたいなと思ったのは留学中のことでした。海外でフリーランスとして働いている日本の方々と過ごしたことで、かっこいいなあ〜と思ったのがきっかけです。単純。

帰国して早速僕は行動。まず、学校内だけで作品を制作しつづけてもダメだなと思ったこと、1人よりも複数人のチームで制作すれば、その分作品をより多くの人に観てもらえるのではと思いました。

そこで僕は大学外の専門学校生の人と制作しようと思いました。が、映像を撮ってる専門学校生の知り合いなどいません。とりあえず行けばなんとかなるだろうと思い、アポなしで学校を訪問したら、学科長は○○先生なので連絡とってから来て下さいとなり(今思えば当たり前)、その日に電話でアポをとり、後日企画書を持って、学科長の方と打ち合わせさせていただきました。

君面白いね〜と反応をいただき、学校の施設や機材なんかも見させていただきましたが、時期が7月末。ここから長期の夏休みで生徒が学校に来ないので、是非直接話して欲しいんだけど難しいよねえ、となりました。曖昧なまま時間が過ぎ、結果としてプロジェクトを立ち上げるまことは出来ませんでした。タイミング大事。1回目は失敗に終わりました。

そうこうしてる間に卒業制作の作品ができ、ポートフォリオとして観せれる作品が出来ました。(今ポスター見ると、フォントスタイルめちゃダサい...)

作品は自分の広告

次、どうしよっかな~と考えているときに、仲良くさせていただいているサロンのオーナーさんが新しくお店をオープンするとか。今ある店舗のプロモーションビデオを数十万円かけて撮ったと話を聞いていたので、今度のところ、僕に撮らせていただけませんか!と営業。絵コンテを書いて、プレゼンさせていただき、最終的にWeb広告用の映像を撮らせていただきました。

数万円ではありますが、これが僕が映像で初めてお金をいただいた最初の経験です。大学を卒業してから3ヶ月目のことです。プロとしてお金をいただくことで、責任が生まれるというのも分かるのですが、実績がないうちはタダ同然で仕事を受け、とにかく機会を得ることが一番の近道ではないかと思います。それらの作品が自分の広告にもなり、自らを売り出してくれます。

それ以降も、アパレルブランドのプロモーションビデオの話も打ち合わせしてから進まず失敗など、たくさんの失敗をしています。話がでたもので、実際に映像を撮れたのは1/3程度じゃないでしょうか。

また、「こんな感じのできる?」と聞かれたときに「(これAfter Effect(CG系のAdobeソフト)使わないとだな~調べればなんとかなるだろ!)いけます!!」と答えれるかも大事だと思います。もちろん、出来ると言ったからには、やり遂げなければ信用を失います。

まとめ

数はまだまだ少ないですが、過去の映像作品が僕の広告にもなり、現在アーティストさんのYouTubeチャンネルの新しいプロジェクトを任せていただけたり(絶賛編集中)、コンサルの施策として映像お願いしたい!とプロジェクト単位でお仕事をいただけるようになりました。

なんだかんだで、お金をいただくまでというか、フリーとして今までやってきたことを全部を話した感はありますが、このnoteで僕が言いたかったことは、

・まずはGiveする(相手が欲しいもので、自分の広告にもなりうるもの)
相場より全然安くていいです。その作品、信用が次のお仕事を生むと思います。
・多くの打席に立つ
実績のないうちは断られて普通です。作品を創り続け、営業しまくりましょう。気づいたら、お仕事が勝手にやってきます。たぶん。
・自分が名乗った職業が、あなたの職業
自分がクリエイターだと思うならそう名乗りましょう。どんな形でもいいのでこんなことやってます!と発信するといいと思います。やったことがないことも、調べてやればいけそう!と思うなら、言い切ってしまいましょう。僕らにはGoogle大先生がいます。で、やりきりましょう。

先輩クリエイターのみなさんからすれば、当たり前だろ!っ思うことばかりですが、学生の頃ってあまり外に目を向ける機会がないのではと思っています。特に僕みたいな地方に住んでいると、尚更だと思います。なので、今回は自分の大学の後輩に読んでもらいたいな~と思いながら、書いてみました!

こんなこと書きつつ、僕もまだまだこれからな身分なので一緒に頑張っていきましょう!笑

いただいたサポートは撮影機材の購入に利用させていただきます!