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ときめきに備えましょう。

いざというと時にすぐに対応できるように、常日頃から「備え」を怠らないことは大切なことである。

近年では毎年、いや毎月にように全国各地で自然災害がおこっているし、いつどんな場所で何が起きるかなんてわからない。

“ときめき”もまた備えが必要なものであるように思う。

例えば、お洋服屋さんの前を通ったときに思わず足を止めた、ショーケースに展示されたワンピースやずっと探し求めていた仕様の手帳など(メモ欄の大きさがちょうどいいとか)。

いつどんな場所で出会うかわからないもの、それすなわち“ときめき”なのである。

「よし、今日こそ買うぞ」と意気込むときこそ、ときめきというものには出会えないものだ。

おそらく恋だって同じだ。メイクや髪形がいつもより上手くできた日にこそ、“未来のボーイフレンド”には出会えない。

それでいて、白のTシャツ(なんとも言えない猫のイラストつき)に下はデニム、スニーカーの完全に不意を突かれた、あちゃ~という姿で出会ってしまったりするのだ。

それでは、“ときめき”に備えるためには具体的には何をすればいいのだろうか。いくつかご紹介したいと思う。

まずは、とても現実的なこと。「資金」である。いつどこで起きるかわからない“ときめき”現象に備えて、それを手にいれるために必要な資金を蓄えておくことである。

次に、目を肥やすことである。よいものを多く見てよしあしを見分ける力を身につけることは、ときめきの質の向上に繋がる、とても重要なことである。すぐにときめいてしまう癖がついてしまうと厄介である。俗にいう、惚れっぽい子というのは、会うたびにボーイフレンドがころころと変わっているし、恋愛の悩みも絶えないようだ。

最後に、ときめきを見逃さないことである。見落としてしまうようなところにこそ、ときめきは潜んでいるものである。ときめきを見逃さないための少しの余裕をもつことが大切である。つまり、ときめきを受け入れるための心の隙間をつくるのである。

人生にときめきを、だなんて甘ったるい言葉は使わないが、おそらく“ときめき”は直観であり、最も素直な感情表現なのではないかと思う。

だからこそ、自分が何にときめくのかを知ることは自分の知らない自分に出会うことでもある。

いつどこで出会うかわからない“ときめき”に備えて...。

Kaho

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