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【具体例を交えて解説】"レッドオーシャン"の中でも差別化するスキル

競合ひしめく、この世の中で差別化するスキルは今後も大きく役立ちます。そんな、差別化のコツが少し理解できたので共有します。


皆さんこんにちは。
保健師のたくみです。


本日は、タイトルにもあるように"レッドオーシャン"の中でも差別化するスキルについて紹介します。

今の世の中、様々なジャンルの情報発信や事業などが展開されていますよね。そんな、全てがレッドオーシャン化している中、周りと差別化し一歩抜け出せる、そんな技術があるなら知りたくないでしょうか?

そんな夢の技術を具体例を交えながら紹介してくれているのが、本日の参考図書でもある「メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問」です。


情報発信をしている人、会社で事業を持っている方はもちろん、これから始めようと思っている方もめちゃくちゃ役に立って内容となっています。

この記事を読んで、興味を持たれましたら一度本書を手に取ってみてください。


差別化するには【順番(流れ)】を変える


本書では、差別化する1つの方法として【順番(流れ)】を変えることが重要であると書かれています。


そのため、まずは【順番(流れ)】を把握することから始める必要があります。


ここを把握するのに必要なのが、前回の記事で紹介した【メタ思考】です。

まだ読んでいない方は、こちらからご覧ください↓


そして、メタ思考で捉えた「構造」「順番(流れ)」を少し入れ替えて他のものに取り入れるだけ!

それだけで劇的に創造性が上がるんです。


例えば、本書でも紹介されている『刑事コロンボ』という作品。


この作品の画期的だった部分が、いわゆる「刑事物」と呼ばれる作品の流れの順番を入れ替えたところにあります。


通常「刑事物」は「犯人は誰か?」を主人公の考察と共に視聴者も一緒に考えることで楽しむコンテンツですよね。(名探偵コナンなどがその例!)


しかし、この「刑事コロンボ」と言う作品は、初めに犯人の殺人シーンから始まります。


要するに、犯人がすでにわかっている上で、主人公の刑事と犯人の心理戦を楽しむと言うコンテンツなんです。

犯人がわからない

刑事と共に犯人を探す

犯人がわかる

という本来の流れから

犯人がすでにわかっている

刑事と犯人の心理戦を楽しむ

こういった流れに組み換る。

このように、最終的に犯人を特定すると言う普遍の流れを、あえて犯人を最初に曝け出すと言う流れに変えることで、同じコンテンツでも新しい構造として差別化しているんです。


そして、この構造を使ったのが「古畑任三郎シリーズ」


古畑任三郎のシリーズも「刑事コロンボ」と構造は同じです。


古畑任三郎の場合、1話ごとに超大物ゲストが登場しますよね。


確実にこの人が犯人でしょ!とわからせた上で、古畑任三郎と犯人(超大物ゲスト)の心理戦を視聴者に楽しんでもらう。


海外での成功事例の構造を読み取り、いち早く取り入れた成功例と言えると思います。


このように【メタ思考】で物事の構造を見ることができれば、もともとある順番(流れ)を変えるだけで、競合の多い事業やコンテンツでも差別化することができるようになります。


さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございます!

本日、紹介した【順番(流れ)】を変えるという技術は、なるほどな!と僕の中で新しい発見がありました。

この【順番(流れ)】を変える例で言うと、ショート動画などでも活用できるかなと思います。

今のトレンドの流れから少し順番を入れ替えてみる。それだけで少し差別化されて飽きられないコンテンツに作り変えることができるのではないでしょうか?

他にも、本書では

●差別化するための技術
●他の事例にも活用できないか 

などの事例やトレーニング方法などが様々な分野、考え方で掲載されています。

この一冊で確実に自分の思考回路が飛躍的に活性化すると思います!

ぜひ一度、読んでみて欲しいです!

あなたの仕事やプライベートの転機になる本を!
またお会いしましょう!


【本日の参考図書】

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